今月は、先日初めてミロス カウンセリングをご受講していただいた70代の女性のその後の感動と驚きの変化・体験をご紹介させていただきます。
Aさん 70代 女性の体験
70代のAさんは、答えを求めこれまでに様々なことを学んできました。
長年続けていた宗教活動では、夫とのいさかいなどは悪霊の仕業。祈ることでの解決またはカルマの解消をすると教えられ、起きていることは自分の弱さであり、修行が足りない、祈りが足りないからと言われ、常にできない自分への自責の念に捕らわれ苦しかったそうです。
結婚して直ぐに姑や義理の妹たちとの同居生活がはじまりました。その中で感じる疎外感や無価値感。
結婚したのと同時に心には大きな穴が空いてしまったと彼女はいいます。その穴を埋めるために宗教をはじめ様々なことをしていたそうです。
Aさんのご主人は、とても優しい人です。介護施設に入院中の100歳近い母親のことが心配で、毎日毎日朝も昼も夜も会いに行き、施設の職員も驚くぐらいに熱心に母親のお世話をします。
でも、彼女は『義母ばかり大事にしている。私のことは・・・』と感じてしまうのです。
他にも、ご主人側の親戚が困っていると言えば、ご主人はお金も労力も惜しまず、いつでも助けに行くのに、最後は割の合わない後始末やしわ寄せばかりで大変な思いをしてきました。
そのたびに『自分の家族が1番でしょう! どうして家族よりもそっちばっかり大切にするの?・・・』と自分や家族よりも他の人を大事にすることが、悔しくて、悲しくて常に満たされない淋しさを感じていました。彼女は、この何十年の結婚生活の中で何度も離婚を考えたそうです。
ミロスに出合って
友人に紹介され、初めて受講したミロス体感講座の実証例を聞いて、まさに自分と息子との関係だと感じたそうです。そこで20年間の重荷が取れたと彼女は言います。息子とのギクシャクした関係が変わり、これまでやってきた宗教や心理学とミロスシステムとの違いを実感していました。
今回のミロス カウンセリングでは、長年解けなかった彼女の夫に対する苛立ちやわだかまりも消えてしまいました。
あれほど長い年月、夫に見ていたことや感じていたものが、まさかのまさか”自分の内面意識”であることを知るだけで、抜け出すことができなかった長年の呪縛から解放されるだけでなく、答えの見つからなかった疑問がこんなにも明解に終わってしまったことに感動したそうです。
そしてその後に思いもよらないプレゼントを受け取られたのです。
その後の体験
彼女の生い立ち
Aさんは、戦争の始まった頃に生まれました。彼女の父は兵隊として戦争に参加。そして命を落とします。
戦争未亡人として、母は再婚もせず女手一つで子ども6人を育て上げました。
ミロスシステムに触れたことで、彼女は戦争未亡人として一人で子どもを育ててくれた母の『不安な気持ちや恐怖』をまるで自分のことのように感じることができました。
そんな体験の後のミロス カウンセリングでした。
ミロス カウンセリングの中では、夫へ対する感情やわだかまりが一掃されたことで、思いもよらない体験をしました。
テクノロジーは、時間も空間も超える
ミロス カウンセリングの後に、彼女は小さな頃から何度も母が語ってくれた記憶を思い出します。
それは亡き父との記憶でした。
出兵の日の朝、門の前で彼女の父は1歳になるかならない彼女を母から受け取り抱きしめます。
高い高いとあやしては、小さな顔をのぞき込みながら抱きしめ、別れの時も母の腕に抱かれている彼女の頭にそっと手をのせて、何度も何度もうなずきながら言葉をかけていたそうです。
これまで、母や姉の話の中だけだった父の記憶。
まるで映画のワンシーンのように色鮮やかに彼女の中に戻ってきました。
幼すぎて顔も覚えていない父。でも記憶として蘇った父が抱きしめてくれた感覚を感じられたのです。
愛する家族を守るために、妻や幼い子どもたちを置いていく父の切なさや悔しさ、やるせなさや悲しみも、奥底から湧き上がるように様々な気持ちを感じられ、一気に身体の中が温かくなったのです。
それは父の家族を愛する想いであり、同時に自分も父にどれだけ愛されていたのかと感じられた瞬間でした。涙が溢れて止まらなかったそうです。
彼女の中にこれまで全く存在させていなかった父親。
存在していないことさえわらなかったくらいに、彼女の中には父親がいなかったのです。
今回のミロス カウンセリングで彼女は父親を自分の中に、はっきりと存在させることができました。そして一生埋まることが無いと思っていた大きな穴は跡形もなく消えてしまったのです。
驚く変化
ミロス カウンセリング直後に変化が起きました。
ご主人のお母様の施設がインフルエンザの予防のため外部からの出入りを制限したそうです。
それをきっかけに、彼女のご主人は、これまで母親に向けていた愛情のすべてを今では彼女にそそいでくれます。
彼女のためにおやつを買ってきたり、毎日毎日ことあるごとに色々なことをしてくれる!気にかけてくれる。まるで別人です。そう言って笑っていました。
このインタビューをさせていただいた最後に、彼女から「主人は、まるで父親が娘を思うように私のことを気にかけてくれます。戦争というあらがうことのできない時代の流れの中で、断ち切られた家族の絆がミロスに出合ったことで、こうして元に戻ったのだと思います」と感動を伝えてくださいました。
いかがでしたか?
戦後72年の時を経て、ミロスシステムに出合うことで一人の女性の中での戦争の悲しみが癒やされました。
新次元の思考テクノロジーミロスだからこそ、時空を超え自分を知る、自分を愛することができるのです。
受講していただいたAさんのように、これまでどれだけ探しても見つからなかった答えが、実は自分の中にすべてあるのだと感じていただけのではないでしょうか。
次は、あなたの番です。
ミロスアカデミーへお越しいただく対面式と、ご自宅でも受けられる電話式と2種類の受講スタイルがあります。電話での受講なら、遠方の方でもご自宅にいながら、あるいは出先でと、気軽に受講することができます。
マンツーマンの安心の空間だからこそ、悩みや問題をつくり出している無意識に働きかけ、ヒントや突破口を見つけ出していきます。
ぜひ受講されてみてはいかがでしょうか。
こんにちはミロソフィア沖縄の阿波根です。
台風がいくつか過ぎると沖縄にも秋の気配が・・・。
夕陽が西の海岸線に沈む、その時を沖縄では『アコークロー』と呼びます。
空と海は赤く染まり。空はやがて青く光り深い青みを帯びた漆黒へ。
夕方と夜が交わるその幻想的な一時。夏とは違うどこかひんやりとした空気が季節の変化を感じさせてくれます。