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障がいと健常という幻想を超えた “あるがまま” で生きる

薬剤師の仕事をしていた私は、その世界で生きながらも、医療を外側の世界として認識していました。しかし、発達障がいの子どもを授かったことでそれが自分事になり、激しい葛藤を抱えることになりました。

それでも、知識を得ること、相手や状況を理解することで何とかできるはずだと考え、理想の親であるために、できることには最大限、取り組んでいきました。PTAなど教育関係の活動に邁進する一方で、新聞やテレビなど、報道関係の方々と意見を戦わせたりもしました。

しかし現実は厳しく、自分がこの子を産んだことが家族、一族を不幸にしたのではないかと、一時は子どもと心中することまで考えたこともありました。常に他人の目 ─ 世間体を気にしていました。

そんなとき、ミロスに出合い、まったく新しい視点で目の前の世界を俯瞰できるようになったのです。完全な “思い込み” のフィルターを通して、障がいと健常という幻想の相対の世界のなかで生きていたこと。さまざまな活動を手掛けてきたのは、実は親を見る目を基準にして、自分が優等生であろうと必死に頑張っていたこと。そして、この思い込みが自分の家族だけではなく、社会現象さえも作り上げてしまっていたこと…。

子どもの教育・養育をはじめとして、社会環境を整えようとされている方々の多くは、無意識に世間体を気にして、無自覚に優等生を演じています。そして、その「なんとかしよう」としている対象に、自分が内面で拒絶しているものが投影されているだけです。

娘として、妻として、母として、社会の一員として…優等生を演じるのではなく、あなたの “あるがまま” で生きることができる世界がすでにあるのです。

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