家族全員が、いつもどこかでイライラしていたけれども・・・。お互いの“怒り”の正体が見つかることで、どれ程の癒しが起こるのか！
『家族再生ストーリー〜まさかの無関心〜』
（Iさん 50代女性 神奈川県在住）
結婚歴22年。2人の息子にも恵まれ、それなりに幸せな主婦の私がMWMコースに入学し、全く違う穏やか家族に生まれ変わりました。
まわりからは仲良し夫婦とよく言われ、たしかに夫婦喧嘩はよくするけれど、喧嘩する程仲がいい私達。そう思っていました。
私と夫は中学時代からの同級生。
お互いに1人っ子という共通した環境。親同士も知り合いであり、結婚しても最初から家族のような、同級生の関係性のまま夫婦になった感覚。
このままごく普通に子育てをし、お互いが空気のような存在になっていきながらも無事老後をむかえ、どちらかが倒れて死んで行く…それがごく普通の幸せだとどこかで思っていました。
なので些細な喧嘩はよくするけれど、大したことないし、別れるつもりもない。可もなく不可もない毎日を送っていました。
一見、穏やかそうに見える私達ですが、穏やかなのではなく、完全無関心だったのです。
夫と子どもが喧嘩している時は、あたしには関係ない！あたしは関わっていないから知らない！勝手にやって！
そのうち夫に向かって、「なんで子どもにそんな言い方するわけ？バッカじゃないの！」と夫を悪者にして火をつける。
そして、いつも最後の極め付けの言葉は、「死ね！」か、「あんたのせいでこうなった！」と、トドメを刺して終わります。
夫のことなど思いやる気もなく、ただただこなす毎日に、家族全員がいつもどこかイライラしていました。
特に私はいつも怒っている夫にイライラしていましたが、こんなの大したことない程度だと、ないものにしていたのだと思います。
今、振り返ると、毎日がじわじわとした苦しみだったのかもしれません。それが、苦しいとも感じれない苦しみの中にいました。
だから、夫の怒りが自分の怒りだなんてわかるわけもなく、ミロスを知っても実践できずにいた自分のパターンをどんどん理解していきました。
外側の環境がそこそこ安定していることで、苦しみを感じているわけがないと思い込ませ、自分の内面の不安定さをずっと押し殺して生きていたという、自分の苦しみを理解できた時の喜びは、今でも忘れられません。だから、ずっと苦しかったんだーと。
そうしていくうちに、知らず知らずにどんどん楽になっていきました。
すると先日、いつもと変わらぬ喧嘩が起きたのですが、夫をみる私の目が全く違うことに気付きました。いつもお互いがプンプンしたまま喧嘩終了していたのですが、その日は嘘のように夫の気持ちがすごくよくわかるのです。
そして、「その気持ちよくわかるよ！」と夫に伝えると、まさか、夫は上を向いて涙を流していました。その時同時に私も癒されるという体験をし、そこから夫の怒りはピタッと止まりました。
受け取るって、こういうことだったんだ！自分の感情は置いておいて、夫が何に取り込まれて怒っているのかをシステムを通して理解すること。それが自分と同じだということ。
カウンセリングで講師から聞いたことが体験として理解できた瞬間でした。本当に嬉しかったです。
今では夫が愛おしく感じられることが本当に奇跡です。バっカじゃないの！死ね！と言っていた私はもうどこにもいません。こんなにも家族が穏やかになる、安心して寛げることに驚きと豊かさを感じます。
お互いが1人っ子として育ち、親の期待に添えるよう無意識に生きてきた私達。いつもなんで自分ばっかりやんなきゃいけないの！という押しつぶされるような責任感の中で頑張って生きてきたこと、夫婦は同じ痛みを持っているということの意味をようやく理解できました。
本当に、誰が悪いわけでもなかった！
そして、気付かずになんとかしようと実践をしていたこと、全てがシステムでしかないこと、自分がシステムそのものであること、そう気付けた時のあの感動も忘れられません。
まだまだ、もっともっとと、欲張りだった私も、もうどこにもいません。このシステムに出逢えたこと、家族が生まれ変わったこと、今こんなにも幸せだと感じれるなんて…
システムと聞いたとたんに眠くなり、私には理解できないと長年シャッターを閉め続けていた私が、システムに出逢えたことへの感動に包まれていることが最大のよろこびであり奇跡です！
人生が紐解けていくことで、あの時の体験も、今体験したことも、あっそうか！と自然と呟いている面白さ！スクールのカリキュラムはどれも素晴らしいですが、ミロス 歴7年目にして入学したMWMコースの素晴らしさはほんとに物凄かった！！
そして１つひとつの授業の時に『ミロス・ヒアリング』を入れて毎回セットで受講することで講義が吸収出来ました。
私は、真の豊かさをようやく手にできました！このシステムの素晴らしさ、システムに出逢えた感動を伝えて行きます。
