25年以上も英語の教師になっているにも関わらず、生徒との距離間も掴めない彼女。比較の世界で生きている限りもう教師は出来ない!でも自分に「やりたい事は?」「好きな事は??」と考えてみても見つからなかった。ミロスを知って、「表裏一体」を聞いた瞬間、何故幸せになれなかったのか?の理由まで分かった。今まで仕事だから仕方なく教師をして生きていた彼女でしが、自分のDNA に書かれていたと言いきることが出来たことが奇跡なのかも知れません。目の前の変容を楽しそうに観ている姿に周囲は驚いていること間違いなし!
『教師生活25年!~生徒が教えてくれたこと~』
(Nさん 60代女性 神奈川県在住)
私は英語の教師になって25年以上・・・
英語教育が少人数制(2人の教師がペアで1クラスを担当する)になって、生徒から自分がどう見られているかでいつも苦しんでいました。
自己不信の塊だった私はペアとなった男性教師の、パソコンを使ったビジュアルなやり方をいつも羨ましく思い、パソコンを使えない自分に教科書とCDだけの自分にダメ押しをしていたのです。
担当したクラスは、ペアの男性教師の授業を1年間受けた生徒たちでした。
そんな中、ある生徒から私への不満が投げつけられました。その指摘された内容はまさに自分が、いつもこれでいいのか? と葛藤をしていたところでした。
彼の言葉にショックを受けた私は、空き時間を利用して、その男性教師の授業を参観しました。それは私の思い描いていた素晴らしい授業であり脱帽でした。それからは、こともあろうことか私は男性の授業を再現することに必死でした。
その当時は母の介護も重なり学校と家、地獄のような日々でした。やるだけやったのだから、もう比較の世界で生きる学校に行きたくない!
英語教師に対する未練もなく「辞めてやる!」と言う気持ちでした。
翌年3月になり、「さぁやめて好きなことをやるぞ!」と次に思いを馳せた時「やりたい事は?」「好きな事は??」????で頭いっぱいでした。
「今まで生きてきた私の人生は一体何だったのか?!」
私は30年間ある教えを信じ行動していました。でもその教えが、この私の絶望を救ってくれない!ことをはっきりと知りました。
そんな身体も心もボロボロの時に仲間から
「ミロスと言うものがあるよ!考え方が面白いよ!行ってごらん!」
と言われ調べてみると意外と近い所でセミナーがあることがわかりました。
私が初めて行ったのが小林正人講師のミロスセミナーでした。セミナーで1つだけ覚えた言葉は「表裏一体」でした。
「幸せと不幸」「良いと悪い」
私はずっと幸せを求めてきたけれど、不幸が裏にしっかりと張り付いていたんだ!?
3回ほど続けてセミナーに行って、もっとミロスを極めてみたいと言う思いが出て、その年のある講座を受講いたしました。
それは壮大な世界でした。
講演会にも行きました。今までの教えの考え方の中で規制され、自分を閉じ込めていた、自分の世界の苦しいステージから、
そこでは「キラキラした世界」「無限の可能性」
何でも出来るよ・・・
なんでもしていいんだよ・・・と、そんな映像や雰囲気に感動し涙があふれました。
帰りは「目の前は鏡だ!」と言われた言葉だけが、頭の中でこだましていました。
今までの学校では、生徒が私のそばに来るのが、嫌で嫌で「来るな!」と言うバリアを張っていました。
講演会から戻った私は、
「目の前は鏡か?・・・」
「生徒が自分!?」「私が???」と思うと、
「私がやりたかったことを生徒がやっていたんだ!!」と受け取っていました。
すると肩の力が抜けて
「可愛い~~~~」「可愛い~~~~」「だって自分だもん!」と叫んでいました。
今まで他の先生に負けまいと、あの手この手で努力していた自分。
頑張っていた自分が、頑張れば頑張るほど頑張らなくてはいけない状況を、自分が作っていたんだ!!
と頑張る自分をやめた時、逆に生徒が頑張りだして、その後すぐの中間テストで20人中7人も100点を取ったのです。こんな事は教員生活で初めてでした。
さらに毎年やっていた朝学習もやめた途端、2人の生徒から「先生の英語を教えて欲しい!」と言われ、彼らのやる気をそぐわけにもいかず・・・
でもこれからは
「力を入れない」「無理をしない」「プリントも準備しない」
と言うスタンスで臨むと、何かが降りてきたかのように全く違うやり方で、文法の説明をしていました。
するとその時に朝学習の1人の生徒が、
「先生今の教え方を普段の授業で使えばいいよ!」と言い
私は「目の前は鏡」そうだねーと素直に聞いていました。
それから授業も朝学習も楽しく楽しくなっていきました。
その日は授業参観の日でした。
昼休みも昼学習をして用意もそこそこ教室に駆け込みました。生徒たちの後方には校長先生はじめ、英語の先生方、他の教科の先生方が立っておられます。予定していた箇所は、生徒の指摘により既に終了していました。1番見られたくない旧態依然とした授業をする羽目になってしまったのです。
半ば開き直ったような授業でした。今まで喧嘩をしたり、走り回って席につかない騒がしい生徒が、しっかりノートをとっていました。
授業終了後、その生徒が私に近づき「先生ノッてたね!楽しかったね!」と言いました。
内心ヒヤヒヤだったのに・・・私ノッてたんだと知らされました。
もともと本来の自分の存在に戻った瞬間だったのでしょうか、この自分でいいんだよ!とようやく思えました。
そんなことを受講中のLifeコースの中で
「私の授業なんて大したことないし、英語の能力ないしね~~。」
と言った途端、私は自分で「これエゴじゃん!」
とエゴを捕まえるポーズをして、みんなで大笑いしました。
翌日は、5年に1回の少人数制の授業に対する感想を書く生徒のアンケート調査がありました。
その中でたくさんの生徒たちが
「成績が上がった!」「授業もとっても楽しい!」と書かれてありました。
英語は私にとって仕事のため、生きるためのもので、好きでもなくむしろ英語教師を隠して生きてきました。
去年ミロスが海外デビューを果たした
Law of Attractionを何度も何度も読み返しました。そのたびに涙が溢れ出します。
初めて英語を通して、自分が何者か?!を知ったのです。
今まで一生懸命やり続けてきたことの理由がはっきりとわかりました。まさに英語という「毒」でしかなかったものが「蜜」に変わった瞬間でした。
自分が今回伝えたい事は、ミロスを知って自分の人生がすっかり変わりました。
「なぜ幸せになれなかったのか?」
「目の前は鏡」
「自分を映してくれる世界!自分の宇宙!」
今まで自分の自己否定が、全てを作っていただけ、誰のせいでもなく誰が悪いわけでもなくこの人生だからこそ、このプログラムだからこそミロスに出会い、私はずっと英語教師を続けていたのです。
昨年3月もって教師生活にピリオドを打ちました。
でも今も英語を教えています。それが自分のDNAに書かれていると感じられたからです。そしてミロスに出会うと言うのも、DNAに書かれています。
遺伝子に乾杯!