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(I・Tさん 40代女性 兵庫県在住)

お金が原因でよく喧嘩していた両親。
でも彼女の自然食への拘りや、それで使ったお金のことで何度も言い争う夫婦の姿も、“両親と全く同じだ!”と理解すると、夫から1冊の通帳を見せられ、その中には、彼女が自然食で使った分くらいの額が入っていた。
夫からは、子ども達をどこの大学でも行かせてあげられる、「ほら安心やろ!」って言われて、初めて夫の深い愛にふれました。
使ったお金の事で言われ続けるのかと思っていたのに…違っていた。
子どもの将来への不安はもうありません。


『自分を責めるのをやめたとき、思わぬ財が入って来た!』

牧寛子講師のLifeコースに参加を決めました。
タイトルは「子どもの将来に不安を感じるあなたへ〜振り回される日々からの解放〜」でした。

講義の1回目~2回目に父と母、兄弟、姉妹にどう感じるかをみんなで出し合いました。
私は母には“強さと正しさ、理想”を感じ、父には“弱さ”を感じてきました。

姉妹の方が多かったのですが、自分の兄と弟の事が話したくなって、ずっとマイナスの記憶として持っていた事を話しました。

2才上の兄と4才下の弟がおり、私は2人目の長女として生まれました。
小学校1年生ぐらいの頃から母にお願いをして好きな習い事をさせてもらい、勉強が好きだったので中学生から塾にも通いました。
大学へも進学し、地元の大手企業に就職。そして結婚をして出産を期に退職。
順風満帆な幸せな人生を送ってきたように見えますが、子どもの頃から父と母の仲の悪い所をいつも目にしていたので、私の家族は不幸だと思っていました。

両親のケンカはいろいろなタイミングで起こりましたが、お金が原因で起こる事が多く、お金にいい印象はありませんでした。
“幸せなのか?不幸なのか?”はお金で決まる!
私の家は、お金が無いから両親の仲が悪いし、不幸なんだと思っていました。
だから、兄や弟よりも私だけが習い事や進学にお金をたくさん使った事に罪悪感を持っていたし、これと言って、両親に恩返しが出来ていない自分を責めていました。

実際に弟が専門学校に行く為の学費や下宿代を兄と私が出したのですが、弟は卒業してから就職をして、兄にはお金を返していましたが、私には全く返して無かったので、何故?と思っていたけれど私には聞く資格がないと思い、ますます自分を責めていました。

またある時、兄が“跡取りでもない奴にお金をかけやがって!もっと俺にもいろいろさせて欲しかった!”と親に言っていた事を聞いて、さらに自分を責めました。

それを話すと講師に“あなたはやりたいことをやりたい!って言っただけ。言ったもん勝ち。自分を責める必要はないよ”と言われて、
“え?? あ、そうか!”と思いました。
確かに私はこれまで一度も親から“これをしなさい!”と言われた事がなくて、やりたい事だけをやってきました。

一方、兄と弟は私みたいにやりたいことを、一度も言っているのを見たことが無かったから、特にやりたい事が無いだけだと思っていました。
両親がお金のことが原因で言い合いをしていたのを見て、私は好きな事にお金を使った事に罪悪感を持ったけれど、兄と弟はお金がかかるから、やりたい事を“やりたい”と言えなかったのかも知れないなと初めて思いました。

Lifeコースがスタートする前に、牧講師が担当されていた電話カウンセリングを受けました。

以前から気になっていた娘の事…
小さい時からケガをしても平気なフリをする子でしたが、幼稚園の時に園庭のブランコから落ち、左肘を骨折。
しかし、泣きもせず、先生や友達にも言わず、骨折したまま鍵盤ハーモニカを演奏し、自分で帰りの準備をして、何も無かったかの様に私と帰宅。
骨折に気付いたのは帰宅してから様子がおかしかったからでした。

なぜ、この子は何にも言わないんだろう?って“痛い”って言っていいんだよって言い聞かせても、分かっているのかどうか、頼りない感じでした。

それを講師に話すと、“あなたが親に言えない事があるんじゃないの?”と…

“ある!”絶対に言えない事。
それは、やっぱり父と母がお金のことが原因で争っていたのを見ていたから言えなかったことでした。
目の前にいた“言えない”娘は、置き去りにしてきた私でした。

“あなたはやりたい事をやりたい!って言っただけ。言ったもん勝ち”
“自分を責める必要はない”
その初めての感覚をやんわりと感じてたら、驚く事が起こりました。

数日後、主人が話したい事があるからと私に通帳を見せました。
見た事のない通帳でした。
“ここに、娘達ふたりが大学に行ける費用がある。私立でもどこでも自由に行かせてあげられる。ほら、安心やろ?”と言うのです。
驚きもあったけれど、主人の優しさや深い愛を感じて、感謝があふれて、あふれて、
“ありがとう!”って泣きました。

私は1人目の子どもが生まれてからいいと思って始めた自然食に多額のお金をかけてきました。
しかも、ほぼ自分一人の判断で使い込み、それが原因で何度も主人と争ってきました。

ミロスに出会ってから、食への強いこだわりは少しずつ無くなっていったのですが、何かあればその話が出てきて、また自分を責める。
何度もそれを繰り返してきました。
主人の深い愛に触れて、初めて“ごめんね”と言えました。
死ぬまで責められ続けると思っていたお金を使った罪悪感。

自分の両親もお金のことでもめて、自分達夫婦も、自然食への拘りや、それで使ったお金のことで何度も言い争う姿は、“両親と全く同じだ!”と分かりました。

それが戦う事もなく、一瞬で消えてしまいました。
自分が自分を責めたから、責められた。なんだ!そっか!
体験して初めて、知識としての理解ではなく腑に落ちた感覚でした。

しかも通帳には、私が使った金額と同じぐらい入っていました。
主人はいつも仕事が忙しかったので、家族の為に働いてくれている事に感謝よりも申し訳ないという思いがありました。

だから“頑張って!”なんて絶対に言ってはいけない。
忙しい、疲れた!とメールが来ても、今まで何て返事をしたらいいのか分からなかったのですが、今回の体験から主人は“よ~し、おれも頑張って働くぞ~!”って、嬉しそうなのです。

母から“子供の時に習い事をしたり、大学に行って良かったでしょ”って言われた事がありました。

お金を使った事に罪悪感があり、習い事をしたけどそれが役に立っていないと思い込んでいたので全く受け取れなかったけれど、父も母も子供のためにお金を使った事を喜んでいたんだ、家族のためにお金を使えるという事が何て豊かなんだろう、と感じました。

それから、すぐに講演会があり参加しました。
その中で言われていた“この世は全部幻想なんだよ”っていう言葉が、今回のLifeコースでの体験と重なり、より深みを感じました。

そして、このお話を書いている時に初めて気づきました。
Lifeコースのテーマは“子供の将来に不安を感じるあなたへ~振り回される日々からの解放~”なのですが、終わった時には自分の子供の将来への不安が消えて、子供たちが私と同じ罪悪感を体験しなくていいと分かり、本当に良かった!と思いました。

講師のナビゲートの元にいろいろな体験を出し合い、過去の幻想を終わらせて行きました。
本当にすごいカリキュラムだと思いました。

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