(S・Yさん 40代女性 福岡県在住)
“病気は治りません!歩けません!”という医師の言葉を信じ何十年も信じ続けていた思考こそが、“自分で、この病気を作り続けていたかもしれない??”と…ハッときづいた彼。
ぼちぼちとしか返事をしなかった彼から“相変わらず元気ですよ~~”の言葉が飛び出し、思い込みの自己否定カプセルから脱出しました。
自分を表現するブログもスタートし、新たな彼の未来が始まりました。
『“ぼちぼち”な人生の終焉』
昨年6月に復興交友会&ミロスセミナーを熊本で開催した時に参加した筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病指定の病気をもつOくん。
わたしが15歳位の時に母の知り合いとして出会いましたが、母が他界後は身内同然の存在としてご縁を続けています。
第2弾復興熊本セミナーとして
「心と体との新しい関係性」というタイトルで母の長年の主治医であり、わたしにミロスを伝えてくれたDr.との対談も交えながら、新しい形のセミナーを開くことができ、Oくんも半年ぶりにミロスに触れる事ができました。
そのセミナーで彼は質問しました。
“未来に対する「不安・恐怖」が出てきたらどうにかポジティブ思考にしようとするけれど、どうしても不安と恐怖に襲われる。このネガティヴな思考のパターンをどうしたらよいのでしょうか?”
この質問により彼は、“不安・恐怖”をよくないものだと思ってる。
それを変えようとして、プラス思考を強化していたんだ!
しかし、同じ分マイナスにしているネガティヴな思考が襲ってくる。
ネガティヴな思考をどうにかしようとする。
プラス思考をやめることでマイナス思考も終わる。
ということを受け取り、講師と少し話をしてその日は帰っていきました。
セミナー数日後、Oくんに
“その後どーお?”と電話をかけると、即答で
“相変わらず元気ですよ〜”とふつうに呑気な口調でかえってきました。
わたしは数秒間、頭まっしろしろで…ゆめ?現実?いや、ゆめか?(笑)(笑)(笑)
彼との縁は25年程になりますが、
“元気?”と聞くと、毎回必ず
“はい、ぼちぼちです”と、合言葉のようにかえってきていました。
なんどか、ぼちぼちについて話あったことがあるのですが、変わらず出てくる言葉は“ぼちぼち”(笑)
いまだかつて、“元気ですよ〜”とかえってきたことは一度もないし、彼の口から、
“相変わらず元気です”なんて、発声したのを聞いた事もありません !!
数秒間沈黙のあと、
“今、なんて言った?”と聞くと
“相変わらず元気ですよ”と当たり前にいうのです。
わたし、いままでそんな言葉きいたことない !!Oくん!どうしちゃったのーーー !!!
冗談?わざと?え?!なになにー !!と驚くと
またまた普通に
“え?元気だから元気だと言ってるだけですよ”とさらりと応答(笑)
マジか!なんだこの変容は!
わたしか!
わたしが今まで、ぼちぼちだったのかぁぁぁ !!…・
初めて彼から長年出てきていた“ぼちぼち”を受け取れた瞬間に、笑いが止まらなくなってゲラゲラ笑っていると、なんでそんなに笑っているのかと言いながら、Oくんもゲラゲラ笑いだし、笑いが止まらなくなりました(笑)
そのまま電話を切りましたが、
彼は言葉が変わっていた=思考が変わってしまっていました。
無意識だとしてもすごいし、意図的にだとしても現状維持脳に意思が勝ったんだ!と思いました。セミナーに参加しただけで !!
わたしの宇宙でのかなりのキセキです !!
なぜかというと彼の人生は壮絶で、運動能力が高く陸上部に入っていた彼は、ある日パタリとこけて、そのまま病院へ。
そこで、“この病気は治りません。立てなくなり、歩けなくなり、寝たきりになります。”と医師に告げられました。
中学生の時に発病し、その10年後くらいに彼の母親も同じ病にかかり、お母様は筋萎縮の進行が早く2年で他界。
その数年後は、彼が母親のように慕っていたわたしの母が他界。
彼は生きる希望を完全に失いましたが、
“死ぬまでは生きる!”という、わたしと同じような生きることが修行(笑)のような精神で持ちこたえ、ここまで生きてきたからです。
その難病と同時に寝ている時の癲癇や無呼吸症候群もあり、車椅子からの転倒や、家の中でもとんでもない転倒をしたり、そのまま動けず数日過ごして、救助されたり、どんなに転んでも、傷だらけでも、孤独でも不安でも、1人で生き続けてきた彼は話す言葉も少なく、たまに電話をすると、かならず墓場からのようなかすれ声で
“ぼちぼち”と言っていたからでした。
その彼から当たり前に普通の声で、元気そうにハッキリと
“相変わらず元気ですよ〜”とさらりと言われるとは、一瞬わたしの現状維持脳が宇宙にぶっ飛んでいってしまったかのような感覚になりました。
そのタイミングと同時に彼は、今まで自信がなくて、怖くてできなかった自分を表現するブログをスタートし、自分の日常生活や、新次元思考テクノロジーによる新しい感覚、変容を記していくことを始めていました。
出てくる言葉が当たり前にごく自然に変わっている !!長年できなかった行動をすでにやっている !!
彼の未来は
“ぼちぼち”から“相変わらず元気ですよ”に自らつくり変えられた!
そう感じ、ミロスへの感謝が溢れました。
そして、決めたことは教えてくれませんでしたが、昨年の復興交友会&ミロスセミナーに参加した時に彼は
“中学生の時、『この病気は、一生治りません。立てません。歩けません。』という医師の言葉を信じ、何十年もこの病気をつくり続けてきたのかもしれないと、ハッとしました。
医師の言葉を信じ込んでいる思考に気付けたことは、かなり衝撃で希望を感じてきました。”
とシェアしてくれ、その空間で、体をもち実現する大きな目的を決め、あの日から病気の流れ、自分が変わってきているような感覚がしてきていると言ってました。
そうして、ミロスを通して色んな話をするうちに、彼は言いました。
「長いこと閉じこもっていた、自分だけの思い込みの自己否定思考のカプセル。
俺はそこにいただけで、いままで何にもしてなかったんじゃないかと思ってきた。
ひとりだけの思い込みの自己否定の世界に居続けて、誰とも関わりを持たず会話もせず!
1人で悶々とエネルギー閉じ込めて・・・なんじゃ〜〜呆れ、笑いしか出ませんね(笑)
でも、これから可能性がありますな !!なんだか可能性を感じてきました!
こんな風に話せることがキセキで、でっかい変容です。
感謝しかない。元気に生きて、貢献して恩返ししたいな!」
と笑いながら話していました。
先日熊本へ行き、Oくんのお家に寄りましたら、なんとわたしの目の前に
“ぼちぼちの会”という障害者の集いの会からのハガキが !!
やっぱりぼちぼちは、わたしだったか(笑)(笑)(笑)
わたしの長年の“ぼちぼち”がハッキリと終わり、新しい進化を感じれることにワクワクと心からの感謝で満ちています。
これは本当にミロスのキセキ !!感動しています !!