MIROSS ACADEMY

  1. MIROSS Academyトップ
  2. Blog
  3. コンシェルジュのジュ

  4. ~終わりの見えない我慢からの脱出~介護がテーマのLifeコースがスタートしました!

一覧へ戻る

皆さまこんにちは、ミロソフィア広島です。
全国的に暑い毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?広島も梅雨が上がり、いよいよ夏本番です。
水分補給をしっかりしながら、夏ならではの風物詩を楽しみたいものですね。

6月末に「介護の最前線~どうなる?これからの未来~」というタイトルのセミナーが、広島県内の2か所で開催されました。

お友だちに誘われてセミナーに参加された方が「友だちと一緒に受講したい!」と友人5名でLifeコースを申し込まれました。

『介護』というテーマと講師に感じて集まられた今回の受講生10名は、平均年齢が61.5歳で24歳から79歳という年齢幅があり、10人中9名が女性の方です。 さぁこのクラス、どんな展開になっているのでしょうか?

鈴木講師に今回のLifeコースについて伺ってみました。

Lifeコース1週目は「何が問題なのか」をみていきました。

みなさん、親と子、嫁と姑、祖母と孫、自分とパートナーなど様々な関係性で悩み、マイナス的な感情を抱えつつも相手に迷惑をかけちゃいけないと頑張っています。 それが正義感の塊になってその理想を掲げているからこそ、上手くいかない体験をしているのです。

問題だと思っていることをお互いに出し合い聞いていると、自分と同じ体験だったり、話の登場人物がまるで自分だと感じたりすることで、理解へと繋がっていきます。 本当に素直に仕組みを理解していくと、思い込みがどんどん外れて、とっても楽に生きられるようになります。

現在2週目が終わったところですが、すでに「ミラクルが起きました!」という声が届いていますので、1週目が終わって起きた体験談をご紹介します。

 

Kさん 20代 男性

Lifeコースの1週目の終わりに講師から「自分の嫌いなところをみていく。大嫌いなところがわかると大好きなところもわかるよ」と言われたので、離れて暮らしている苦手な父に、約1年ぶりに電話をしてみることにしました。以前から父と話すといつも言い争いになり電話を切るというのが続いていたので、電話をするまで3日掛かりました。

電話をすれば案の定、「半年間言いたいと思っていたことがある」と父の口からは暴力的な言葉や駄目出しが続きました。いつもなら電話を切るところですが、取りあえず受け入れようと聞き始めると、向こうの態度が変わってくるのがわかりました。

1時間くらい否定的な言葉を「うん」「うん」と聞いていく中で苦しい感情がなくなってきました。そして「半年間ずっと言いたかった」も「手紙に書いて出そうと思っていた」も、僕のことをずっと考えてくれていたんだ・・・。僕のことには無関心なんだと思っていたけど、本当は興味を持って心配してくれていたんだ、と父の言葉に愛情を感じられたのです。“あっそうなんだ”と思えました。

また、「傲慢で人としておかしくないか?」と指摘してくる内容が父の行動そのものだなと思った時、父自身も「あれ、わしそっくりだ。同じことをやっている」と言っていました。 そして「お前が父親みたいだな」と言ってくれた父。 気がつけば4時間、その内の3時間半は父が話していました。

感情的にならず、相手の顔色を伺うことなく言いたいことが言え、自分から初めて父に質問をすることができ、誤解していたこともわかりました。仕事に熱意を持ってやっていく中で鬱になり、悔しい思いをしてきたと涙ながらに語る父の、仕事に対する情熱を知り、初めて父を尊敬できました。そして男として癒された感覚になりました。

“父と話をする”という行動をとったことで誤解も解け、知ってみて初めて本当は父のことを知りたいと思っていたんだと気づいたという感覚です。 父を頭の中で否定していたということが自分をも否定していたんだと理解できると何かしら満たされ、心地良さを体感しました。 自分が父親の話を聞けたことがミラクルです。

Hさん 70代 女性

1週目が終わった後で、講師が皆さんへ「ご主人をみてきてね」と話されました。私はもう主人が亡くなっているので娘をみていくことにしましたが、やはり主人のことも気になって振り返ってみたのです。でも私にとって主人はどんな人だったのかをなかなか思い出せず、ハッキリみることができなかったので娘に聞いてみました。

娘は「私の目からは凄い喧嘩をしとるように見えたけど、愛妻家だったと思うよ」と言ってくれました。「あっ、忘れとった!」それから主人のことをどんどん思い出しました。

養子に来てくれた主人は、何でも私に食べさせてやりたいとお土産を買って来てくれ、魚を食べる時も骨で怪我をしないようにと気遣ってくれていた。「この着物を買ったよ」と見せると「もっと高いのを買えば良いのに」と言ってくれてたな。確かに喧嘩もしたけど、お互いが言いたいことを言えて、私のことを大切にしてくれた優しい人だった。いっぱい愛を与えてくれていたんだ!そう思い出した時に胸の奥が温かくなりました。

いかがでしょうか?

まだ3・4週目が残っていますが、自分の思い込みが外れ、目の前が変わって見えるようになった皆さまの姿をすでに見せていただいています。これからの変容が楽しみです。

このクラスただ一人の男性Kさんにとっては、母親や祖母の世代がクラスメートです。年齢を超えた世代の話が聞けるのもLifeコースの魅力ではないでしょうか?

Lifeコースは全国各地で毎月開催しております。 ご自分にピッタリのテーマを見つけて講師のナビゲートの元、話すことと聞くことが体験できる実践型のカリキュラムを体験してみてください。

また、ミロソフィア広島では「ミロスアカデミー」を身近に体感していただけるオープンスクールを8月6日(日)に開催いたします。 ぜひ一度オープンスクールに足を運んでみてください。

この記事のカテゴリー

コンシェルジュのジュ

コンシェルジュのジュ

オープンスクールや修了式、その他カリキュラムなど、全国のミロスアカデミーでのできごとをコンシェルジュが発信します!

タグ

Browse by topic

ブログのカテゴリー

Browse by Category

キーワード検索

Search
ミロスが学べるスクール

オンライン受講が可能になりました!