【電話式カウンセリング】
♦ 探し求めていたものに出会えた（Fさん 女性）
幼い頃からずっと持ち続けていた疎外感。どんな現象が起こっても必ず最後はそこに辿り着く。寂しくて、寂しくて、自分なんていない方がいいと思ってしまう。
いま、目の前で繰り広げられている仕事場での人間関係も、その場から消えて居なくなりたいくらい辛い日々でした。
その人間関係のもつれが、どうして起こってしまうのか？講師のナビゲートにより、絡まったもつれがドンドン解け、全部が許せた。
そこから当たり前になりすぎて、全く見えてなかった大切なことに気づかされていった。それは、生まれてきたときから今までずっと探し求めていたものだった。
どこにあるのかわからなくて、外に外に探し求めて、求めるほど疎外感は大きくなった。本当は、目の前の大切な人がいつも私に与え続けてくれていたことも知らずに…。
主人の言った次の一言を講師に伝えようとした瞬間、涙が溢れ言葉が出なかった。
「不安にならないように、徹底的に安心させるよ」
不安で不安でしょうがない私をいつだって、徹底的に安心に導いてくれていた。初めて会った時からどんなときでも、そうしてくれていたのに何も見えていなかった。
講師に
「それが、バランス。あなたが不安でいられるのは、安心の中にいるからよ。あなたが安心でいることをバロメーターとして、ご主人は家庭を守るために頑張れて安心して家に帰れるの」
その時始めて「バランス」そのものの美しさが自分の中へと入っていった。一つのものが、二つに分かれ、同じ大きさで存在し、補い合っている。何回も聞いてきたフレーズが、フレーズでなくなった瞬間だった。
あぁ〜、本当にその通りなんだ。
よく、
「なぜ彼と結婚したの？」と聞かれるたびに、
「安心したから」と答えていたけど、それは愛じゃないと思っていた。
この人を好き！というトキメキもドキドキもなかったから。
だからどこかで、
「本当に好きな人と結婚してたらどうなっていたんだろう」
という思いが、纏わりついていた。
それが、いまやっと全てのカラクリが解けて言ったように、真実が見えた。
欠乏感からのトキメク愛ではなく、バランスとして存在し続けてくれていた大きな大きな愛の中に私は、存在していた。私を存在させてくれていた。
愛じゃないものをトコトン見ていった先に目の前にあった、けれども感じることさえもできなかった愛に出逢えた。愛せなかったんじゃなくて、愛が分からなかったんだ。
どんな私も無条件に受け入れ続けてくれていた、変わりはいないかけがえのない人だった。
出逢えてよかった。一緒になれてよかった。常に愛を伝えてくれるかけがえのない存在。見えなかったこと、感じられなかったことが欠乏感だった。これを感じられることが、本当に幸せです。いま、心からそう思います。
