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(Cさん 30代女性 宮城県在住)

自分自身を知ること、自分自身とのコミュニケーションを楽しむと目の前が変容する!
看護師の彼女の職場は、マンパワー不足で人間関係のトラブルが尽きなかった。
いつも一般病棟と療養病棟の2つの病棟は合同で何かをするのはタブーでしたが、彼女の提案で、看護師と看護助手、新人とベテランの垣根を越えて、皆で助け合える病棟に変容しました。
彼女が「依存と支配」の関係性のパターンを知っていたから出来たことなのです。
もう介護中にイライラして張り詰めた雰囲気は何処にもありません。


『思考をストップさせると矛盾のない私が見えてきた!』

父を亡くした体験から数ヶ月が経ちます。

プログラムに委ねて、自分自身を知ること、自分自身とのコミュニケーションを楽しんでいると沢山の変化があったことに気付いたので、表現させて頂きます。

私は、高校の衛生看護科と看護学校を経て病棟で働く看護師をしています。

いま働いている病棟は、同じフロアに一般病棟と療養病棟2つに分かれており、療養病棟に配属されて3年が経ちました。

急性期の病棟ではないのですが、検査や入退院の多い一般病棟はマンパワー不足が原因で、毎日の患者さんの入浴介助が負担となっていました。

私が当院に入職してからずっと、マンパワー不足による人間関係のトラブルは尽きなかったのです。

特に入浴介助は看護助手さんが担当していますが、少ない人数で業務遂行しているためか、「時間内に終わらせなきゃ!」と、介助中はみんなイライラして張り詰めた雰囲気です。

イライラが最高潮に達した時に、病棟会議で話し合いをして、「助手だけでなく看護師も入浴介助に入る」という結果が出ても、継続することなく2〜3日もすれば元どおり。
また同じことでイライラして話し合い、同じ結果が出ての繰り返しでした。

そして隣り合う病棟にいながら、同じ職場で働く仲間でありながら、片方のスタッフが困っていても無視するか、話を聞いても流すだけ。完全に分裂した状態でした。

2週間ほど前に一般病棟からはこんな願い出がありました。

「入浴介助をそちらのスタッフを借りて手伝ってほしい」
「一般病棟は看護師が入浴介助に入れないほど忙しい、なんとかしてください」
「もしスタッフを借りれないのであれば入浴介助の時間帯を交換してほしい」と。

それを聞いて、ハッとしました。
依存と支配という関係性を思い出したのです。

依存された後でガッツリと支配するパターン。
言われたことを書き出してみると、依存も支配もどちらもあって区別がつかなかったのです。
私が生まれながらに持っていたこと。
それはもう既に体験していたこと。
既に終わっていることだ!と、確信を持ちました。

療養病棟主任は、そんなに困っているのならとアッサリOKを出しましたが、私は、

「人が足りないのはどちらも同じ。
入浴できるほどの状態なら患者さんの背景は知っている人が1人いればいいのだから合同で入浴介助をすればいいよ!
それが難しいなら、マンパワーが確保できる時間帯に療養病棟から1名、一般病棟に手伝いに行くっていうのはどうでしょう?」

と言ったら、すんなりそうなる方向となりました。

懸念された両病棟のタイムスケジュールの変更もなく、逆に業務がスムーズに進んで残業が一切なくなりました。

今までは2つの病棟が合同で何かをすることはタブーで、片方が困っていたらスルーするのが暗黙の了解のような雰囲気でさえあったのです。

病棟師長や主任には、何かを提案しても先々のことに不安があったり、スタッフ間の人間関係を懸念して断られることがありました。
その度に私は、この人は頑固だなぁと思っていました。
私も同じくらい頑固だったと受け取ってから提案すると、

両病棟主任は、
「あっ、そうだね!そうしましょう!」と、なんとも軽くて思考が1ミリも入らない返答を見て、これだけ変わるのか!と、私が1番ビックリしています。

2つに分かれていた病棟は、看護師と看護助手、新人とベテランの垣根を越えて一つのことに向かうようになりました。
忙しくなっても必ず「手伝うよー!」の一言があり、誰も損得をしない、皆んなで助け合える病棟になりました。

このことを講師に話すと、
「もともと、存在は超えている。そしてその仕組みにはもともと入っていないのよ」
という返答を受け取りました。
思考をストップすると見えてくる矛盾のない私という意識の構図にますます魅了されています。
改めて自分自身という存在の凄さを感じ、感謝が湧いてきました。

自分自身を知るだけで、みる世界が劇的に変わっていってる!
素晴らしい!完璧!としか言えません。

私は今年から新人教育担当責任者に任命されましたが、本当の意味で、自分の見る世界に責任を持つ者として生きていきます。

葛藤は終わり、自分自身基準の生き方がスタートしました。

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