MIROSS ACADEMY

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子育てを通して自分自身の無限の可能性と存在を知ることができる

一般論の子育てとして、親の役割でもっとも重要なことは「怒らない子育て」「叱るより誉めよう」

など、親がどうあるべきかが大切であるとされています。

私も子どもを育てるにあたって、優しくて寛大な親になろうと「理想の子育て」を目指して頑張っていました。しかし欠乏感と不足感の中では、上手く行くはずもありません。実は親自身が、子育てを通して自分自身の無限の可能性と存在を知り、認めることができるのです。本当の子育ての意味を知れば、誰もが子どもの存在そのものに、ただただ感謝が溢れることでしょう。

私の父は名門大学出身の医師、母も名門大学の出身。その上、4歳上の姉は勉学が好きで難関の中高一貫校に中学受験で合格しました。また2歳上の兄はスポーツ万能。私はその下の3番目の次女として生まれました。4才の時に両親が自宅で医院を開業し、お手伝いさんもおり、家族での海外旅行など、どれ程恵まれた環境の中にいても、何不自由なく過ごせていても、両親への不平不満をもち、全く感謝がない自分に対して、何故そのような気持ちになるのか?自分を責め続け、だれにも相談できずに生きていました。

元々、姉や兄が両親から怒られたり、褒められたりする姿を物心着いた時からずっと見て育ったことで、「優劣」「損得」などの比較で物事を捉えていました。両親に怒られないように、とにかく褒められたい、優秀でないと認められないと思い込み、高学歴こそが子どもの将来の可能性を拡げると思い、育てる環境がもっとも大切だと信じて止みませんでした。ですから学歴や成績に関するジャッジだけは、なかなか抜けられずにいました。

私自身「子どものことを本当に愛しているのか?」「何故怒ってしまうのか?」など数々の疑問も生まれてくることで、子育てに関するHOW TO本を読みあさり、方法論で超プラス思考で物事を捉えて頑張り成功させる!これこそが幸せであり、豊かさだと思っていました。今から考えてみると超マイナス思考だったからこそのプラス思考だったと理解したことで、今までの考え方ではもう無理だと感じていました。

ミロスシステムによって、自分への評価が子どもに映っているだけだと理解し、今まで抑圧してきた姿や、自分がやりたかったことを見せてくれていただけだと理解すると、良い悪いのジャッジなく、自分自身を知ることが出来ました。

子どもたちの受験では、「自分の実力で受かるところ」というように、志望校を選び、何の不安も恐怖もない受験を体験。先祖代々もっていた親や家系の大きな学歴重視というプログラムを超えられたことはあり得ないと感じています。

講師インタビュー

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