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“父との確執は幻想だった”

mystory

(U・Rさん 30代女性 京都府在住)

19歳の時、両親は離婚し、父は即、再婚しました。
まるで父だけが幸せになって、母と私と弟を捨てたに違いないと思いました。
22歳の時、母は末期ガンで半年の闘病後亡くなり、「母を死に追いやったのは父。父のせいで自分の人生はめちゃくちゃになった」と思っていました。

私は、父を悪者に仕立て上げ、自分はパーフェクトな善人になりたかったのだと思います。
離婚家庭に育ったことがコンプレックスで、誰にも批判されない立派な正しい人になりたかった。
かわいい、いい嫁だと言われたかった。
できた気の利く妻だと言われたかった。
やさしい、穏やかな母だと言われたかった。
自分は父のように家庭を壊さない、家庭を大切にする人になりたかった。

しかし、実際は何をやっても人に褒められても、自分のやることに自信が持てないままでした。
いつもこのままの自分じゃだめだと、何かに努力している自分を“良し”とし、頑張り過ぎといわれても、強迫的に没頭してしまう自分を止められず、もっと頑張れば変われるのかもしれないと苦しかったけれど、走り続けるしかなかったように思います。

そしてついに病気になりました。その少し前にミロスに出会ったのですが、最初は意味が分かりませんでした。

でも2年前、ROSSCO.jpで「財は愛」という話を読んだ時、驚きました。私のお金のイメージとは程遠かったからです。この時初めて、自分のお金の認識を知りました。
私にとってお金とは次のような認識でした。
・父から受け取る慰謝料
・離婚後に会った時『そばにいられないからこれで許してね』と言われているように感じていたお小遣い
・たくさん稼ぎすぎると家庭を壊す怖いもの
・幸せにはしてくれないもの

お金の話は、昨年受講した春のライフコースでも話題になり、改めて「お金はあまりない方がいい」と思い込んでいる自分を知りました。
このライフコースでの大収穫は「父を憎んで、バランスをとって生きてきたけれども、同じだけのお父さん大好きを持っていた」という自分を発見したことでした。

秋には息子が入院と手術をし、そこで私が感じたものは、母の看病生活での絶望と悲しみと恐怖。
大病院での消毒液の香り、医療機器のアラーム音、夜勤の看護師さんがバタバタと走る音、同意書の嵐は15年前の絶望的な看病の思い出をフラッシュバックさせ、中学生の時に弟が入院して寂しい思いをしていた記憶もよみがえり、息子の病状は軽いのに、それとは関係なくこのような過去の記憶と格闘することになりました。
そして、15年前のあの時にどうして父は側にいて、支えてくれなかったのかという怒りと悲しみがこみ上げてきました。

でも、今はシェアをしてくれて受け取ってくれる主人とミロスの仲間がいてくれます。
15年前では受け取れなかったものを今なら受け取ることができたのです。

それから、また衝撃が走る気付きがありました。
11月に受けたミロスセミナーで、「男性が仕事を頑張るのは家族への愛だ」という話を聞いた時です。
「父は仕事の方が面白くて、私たちを愛していない仕事人間。家に帰ってこないし、家庭を捨てたのだ」と決めつけていたことに気が付いたのです。

「母は離婚されガンになって亡くなった“被害者“。父は私たちを不幸にした“加害者“」そう私が決めつけていた・・・だけ??
ミロスのシステムで理解すると、母も被害者であり加害者?、父も被害者?あれ?

そういえば母が亡くなった直後、聞く気になれなかったけれど「父も家庭を大切にすることを諦めずに努力したけれど、母が全く分かってくれなかった」という話をしてくれたことがあったと思い出しました。

方向性が違って、受け取り合うことが出来なかっただけで、両親は「自分のことをわかって!」と心で叫びながら、愛を求めて努力して傷ついて、それでも頑張って、でもやはり無理で離婚したのだと知りました。
ずっと、「愛がなかったに違いない」と思っていました。
「もっと自分が良い子になれば両親をつなぎ留められるかもしれなかったのに、それができなかった」、そういう挫折感を味わっていました。
またある時は、「愛のないところに自分は生まれて、両親を縛ったのは子どもの自分たちかもしれない」とさえ思っていました。

でも今なら分かります。確かに愛はあって、私はずーっと愛されていたのです。「今まで何をしてきたんだろう・・・。早く父に伝えなくては!」と手紙を書きました。

父から電話があり、「やっと、わかってくれた。涙が出た」と言ってくれて、心から癒されました。
絶対安心の世界はこれかぁ・・・と穏やかで幸せな毎日でした。

そして、ある日、父の抱えていた感情に触れられる体験が起ったのです。
その日は、父と電話をしていたのですが、父はなんだか不機嫌な感じでした。

「あれだけお父さんは同じことを言い続けていたのに、それがわかるのに20年かかるのは時間がかかりすぎている。
お父さんとは親子の関係だからいいけれど、旦那さんや子どもたちとの関係で二度と同じ過ちを繰り返さないでほしい。
あなたは気づいた、ありがとうでいいかもしれないけれど、今まで20年間のお父さんの辛さはどうなるんだ・・・」と。

以前だと言い返して喧嘩になるところだけれど、自分の声を聞かせてもらっているんだと思って、ただただ聴いて、「ありがとう」と電話を切りました。

少し動揺して、主人の帰りを待ちシェアしました。
「なんでもっと早くわかってくれなかったんだ!わかってほしかった!」という父の声。
相手の声は自分の声。
自分の感情は相手の感情。
私の抱えてきた20年の悲しみと苦しみは、父の感情そのものであった。

母と父の関係で、“被害者”と“加害者”を見てきたけれど、私は、私を“被害者”とし父を“加害者”という完璧な悪者に仕立て上げてきたわけだから、私も父にとっては“加害者”となり“加害者”の私は父を傷つけ続けてきたことが分かったのです。
20年の悲しみを初めて父が表現してくれたことに気が付いたら、涙が流れました。

すべてはこの気付きのためにありました。
昨日の電話も、息子の病気と手術も、セミナーもライフコースも、主人の病気も私の病気も、今までの体験全てがここにつながっていたのです。

本当にすべては完璧だと思いました。
父との確執は幻想でした。
私の思い込みが作り上げた幻想の世界でした。
私はずーっと愛されていました。
こんな気持ちになれたのもミロスのシステムを知る事が出来たからです。


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