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  3. 私はこうして嫉妬と向き合った

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自分より優れている人をうらやんだり、自分に自信がなかったり、仕事の能力など、何か自分に劣等感やコンプレックスがあったりすると、嫉妬の感情が起こりやすいものです。今回の女性は、弟たちの存在に嫉妬して、両親からの「愛」を感じられずに生きて来ました。その両親を見る目こそが夫や人に対していつも感じる「嫉妬」でした。
ですが、講師のカウンセリングで、自分のパターンに気づいたことで、「愛」を受け取れて変化が訪れました。何が変わっていったのでしょうか。

葛和 綾子 さん 50代 女性【兵庫県】

まさか?目から鱗の話?

いま起きているあれやこれや…
一個一個を観たらキリがなくて、藤岡講師のカウンセリングを受けました。

今までのこと、すべてが両親(父母)をどうみたのか?
間違った思い込みの思考だったなんて、本当にびっくりしました。

なんとなく理論では分かっていたつもりだったけれども、

自分の「今」に当てはめていただくことで、「あっそうか!」と初めて合点がいきました。

・ややこしいわたし
・イチバンになろうとしていたのか?
・イチバンになりたかったのか?
なにか違う感じで生きていました。

イチバンにいつもなれない、その不足感や欠乏感をにぎりしめていただけだったのかもしれない。
・嫉妬をしてる自分が嫌いだから逃げていた。
・逃げても囚われている。
・ややこしいぐるぐる思考のループ。

欠乏感から男性を愛していた私の恋愛、男性性との関わりは全てそうだった。

それらは父をどう観たか父母への思い込みが影響してそれらはプログラムだったなんて……

夫の愛も父母の愛も、すべての愛を私は受け取っていなかっただけだなんて、目から鱗の話にびっくりしました。

コロナ禍で、ミロスはさらに深く自分を知るタイミングだったことに気がつきました。

両親を感じて

私自身、思い返せば、あきらめたことが、すべてのスタートだったのかもしれない!

私を身ごもり自動車整備業を起業した父と母。
婚家の親族に囲まれた土地で起業したので周りからも猛反対でした。

私が産まれたのは12月。その翌年の2月4日に兄が事故で亡くなりました。(享年3歳でした。)
兄の死で両親の悲しみと居た堪れない心は相当なものだったと思います。

幼少期、両親は稼業に忙しくて、いつもイライラしている母。
その姿しか映らなくて、母の唯一の楽しみは洋服を買うことでした。

いつも子供には好みの服を着せてくれていました。

ですが、私は服よりも母の優しさや一緒に過ごす時間が欲しかっただけ。

年子の弟が2人が出来て、いつも弟ばかりを大切にしているように見えて、
弟達のことを嫉妬し、やっかんでいました。

父は稼ぐこと、お金大好き、と私の眼からはそう見えていました。

父母の人生はその後も波乱続きでした。父の実兄の借金を丸々被りました。

親戚に囲まれた土地のなかで暮らし、自営業だったので、そうせざるを得なくて、私も2人の弟もその状況の中で育ちました。

父母の喧嘩は絶えなくて、母は自動車整備業の金庫番でした。

自動車整備業のスタートは夫婦起業だったのに、母は従業員を主軸に父はいつのまにか蚊帳の外となり。

そして、父は稼業にソッポをむき、パチンコへ走ったり、外に女友だちがいて喫茶店のママやシングルマザーの友だちからは、頼りにされていました。

そして別稼業(土地の売買)へむかってしまいました。

両親は噛み合わず、お金のことで喧嘩が絶えない日々でした。

父母はパートナーを外に存在させて互いに嫉妬し合っていたのかもしれません。

お互いが自分を見てほしい!分かってほしい!だけなのに、わかりあえず……

その姿は私と夫の関係性も俯瞰してみれば同じだと思います。

お金の存在について

私は自分は愛されない存在、と間違った思い込みをして愛してもらえない不足感を抱いて生きてきました。

私は、いま料理家として活動して手作りにこだわっているのも、母が忙しい最中に作ってくれた料理や菓子の思い出があり、それに浸りたいからなのかもしれません。

そして母は幼少期買ってもらえなかった洋服を子供に与えたかっただけなのかもしれません。

私にとっては、お金は愛ではなくモノに感じていました。

「口ではお金は愛」と言ってるのに全く受け取れていなくて、

目の前には稼ぐ夫が居てくれて、特にお金の心配する人生ではなく、恵まれた中にいるにも関わらず感謝がなくて、甘えることや寛ぐことが出来ない私でした。

子どものころの、私にとってお金とは?
いつも父母からお小遣いをいただいて不自由な思いをしたことがありません。

アルバイトをしていてもわたしの働く姿勢は社会勉強にしか見えないとよく言われてました。

頑張る母を見て育ち、恵まれた環境なのに、それに甘んじないで常に常に頑張って生きてきました。

パート収入を得ても出費の方が多くて、マイナスになるパターンをくりかえしてきたのです。

結果的には…。
何をしているのか分からない私でした。
それすら見えていなかったのですから大笑いです。

【嫉妬】が私の頑張れる糧なのか

そして【嫉妬】
このぐるぐるとややこし思考。

心の底に握りしめて、その対象を常に常に作ってきていた人生だなんて、笑っちゃいます。

夫に甘えることが出来なくて感謝もなく闘ってきました。

幼少期は弟に、そしていろんな場面で【嫉妬】の対象をつくり頑張る!
そしてまたマイナスを作る。

【嫉妬】がなければ頑張れなかった人生のパターンに気がつくことが漸くできました。

ミロスに出会って嫉妬を素直に出して感じることが出来るようになれました。

そんな嫉妬と実践に感謝です。

でてきた嫉妬の鏡さんをなかなか自分だと受け取れなかった。

今まで、私は優しい面倒見のいい先輩でした。
サポートしたり、ときには叱咤激励したり、関わる人たちはどんどん輝いていきます。

そしていつしか私を超えていきます。
かつての職場でも同じことを繰り返してきました。

私と関わる人は、みんな花ひらいていくのではないのか?
私はもしかしたら、スゴイ存在なのか?と今ではそう思えるくらいです。

かたやぶりで、自由奔放に見えた彼女たちに、私を超えていく姿に嫉妬、それとの闘いでした。

人生を振り返って、あの時もこの時も同じパターンだったと気がつくことができました。

見下げていた後輩が私を超えていく。

後輩に見下されたように感じていた、それは自分が自分を見下げてたにすぎないのに、その思考を今回キャッチしました。

父母に愛されない間違った思い込みからスタート。

・嫉妬の対象を作ったのは私。
・その相手を作らないと頑張れない。
・認めてほしい!認めてもらえない!元々諦めてる!

そのぐるぐるのループはもう終わりです!
生き方のパターンにすぎなかった。

私が父母を見て作った思考であるけれども、父母も同じ思考パターンであったことにも気がつきました。
わたしそのもので生きて良いのです。

たたかう必要もないし、嫉妬も要らない!!

人生の再出発

唯一母の優しさを感じられたのは、初潮を迎えた日だったと講師に話したら、
『女性性に目覚めた日に受け取れたんだね』
『女性性に目覚めるプログラムだったんだね』
と言われて…。

今回のカウンセリングで、自分の声を聴けていなかったことに気がつきました。

自分の体験を
何度も書く!直す!出てくる!また書く!
とすることで、とても立体的に深く、自分の人生を俯瞰することがようやくできました。

自分への愛をとりもどす!
自分の存在はなにか?!

幼少の頃からどんぐりや松ぼっくり拾いが好きでコロコロと転がって楽しんでいた私。
そんな人生の再出発です。

夫への感謝

30年そばに居てくれて空気のような存在の夫。

ただただ毎日ともに一緒に居てくれて、暮らしやその空間を守ってくれている夫。

破天荒な私を受け入れてくれてありがとう!

真のパートナーとは?
思い込みと勘違いの枠を外して夫に向き合ってみたいです。

自由奔放でかたやぶりな私。
自分を愛する旅の始まりです。

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