一番愛すべき家族ほど関係性が拗れると、本当に毒々しい感情に冒されてしまいます。”心の中”に湧き出る恐ろしいまでの憎しみと、そんな自分への嫌悪感で身も心もボロボロになっている人もいるでしょう。
でも「自分を知る」という”愛”が、心の毒を最高の密に変えていきます。親との確執に悩んでいる方にぜひ読んでいただきたい体験です。
Mさん 40代 女性【宮城県】
親には絶対に反抗してはいけない！
私の母は『親には絶対に反抗してはいけない、たとえ間違っていても親が言うことが正しい、とにかく親の言うことに従いなさい』という考えなので、私は大人になるまで母に従順に生きて来ました。
反抗期もなく過ごして来ましたが、結婚直前にプッツンと切れてしまい、そこから母に反抗しまくり、抵抗しまくり、ろくに話も出来なくなり、最悪の関係になりました。
何度も何度も向き合い、だいぶ関係が改善してきたと思っていましたが、ミロスに出合ってからは、もう無いと思っていた感情がどんどん出てきて…
もの凄い怒り、許せない想い、抵抗感など、その都度、Lifeコースやカウンセリングで出し、たくさんの講師の方にお世話になり、出す度に溶けていき次第に楽になっていました。
中でも一番きつかったのは、「存在してくれるな、早く死んでくれ」という、人としてあってはならない、そんなこと絶対に口に出せない！と思うような想いでした。
あまりにも苦しくて、中村博美講師のカウンセリングで思い切って出してみました。
恐る恐る口に出したのですが、博美講師に
「いいよ〜、出していいんだよ〜、そうだよね〜、全部出しちゃって」
と全肯定で受け入れて頂いて、本当に本当に癒されました。
何を言ってもOK、どんな醜い想いが出てきても、何のジャッジもなく、視点から観て受け取ってもらえる博美講師の空間は、安心感しかありませんでした！！
その流れで始まったLifeコース、大きな体験がいくつも起きました。
自分が正しいと、相手は？？？
ある体験の中で、目の前の人を通して「私が正しい、ミロスが正しい」に強烈に傾いていることにハッと気付きました。
確かにミロス は素晴らしいし、大好きだけど、ミロスが正しいに傾いていたら、それはミロスじゃないよな〜と思ったら、母がやっている宗教と比べて「あっちはダメ、ミロスが正しい」と思っていたことに気付き、緩んでいきました。
今の私があるのは、過去のすべてがあったから、母とのことも、宗教での経験もすべてすべて…そのお陰でミロスに出合えて、この幸せがある、
あの辛かった、悲しかった、苦しかった経験、今までやってきたこと、すべてがあっての今なんだ。母と母がやっている宗教のことを自然と受け入れられて、感謝に変わりました。
そのことを母に伝え、ミロスのことも話し「お母さんもミロスをやれたらいいのにね。一緒にやりたいね」というと、「うん、やってみたいわ」と…。
母は全く金銭的に余裕がなく、膝も悪くて外出も自由に出来ないので、母がミロスをやるなんて考えられない状況なのですが、やってみたいと言うのです。
「今は自分のことでいっぱいいっぱいで、支援もしてあげられないけど、私の内側の葛藤を終わらせたら必ず整ってくるから。そしたら、支援もしたいし、ミロスも一緒にやりたいし、美味しいもの食べに行って、親孝行したいんだよ」
こんな言葉が私から出て来て、自分でもビックリでした！！
あんなに憎んで、許せなくて、ついこの前まで、早く死んでくれ！とさえ思っていた母に対して、こんな想いが出てくるなんて。
実は、Lifeコースの宿題で、ジャンプして愛と感謝を語るというお題があって、勇気を出して母に想いを伝えたのですが、照れくさくてサラッとした表現になってしまい、これはジャンプじゃないなぁ〜、あともうひと押し想いを伝えたい！と思って最後に、母と別れる際に、ハグをしました。
その瞬間、お互いの想いが通じ合い、今までの苦しみ、憎しみ、悔しさ、悲しみ、葛藤が溶けて溢れる感謝に変わり、言葉に出来ない想いをハグで伝え、ふたりで涙涙…
「ありがとうございます 本当に感謝してます 元気で長生きしてね」
泣きながら、伝えました。
死んでくれ！の反対には、溢れる感謝とお母さん大好き！がありました。
すべてを受け入れてナビゲートしてくださった、博美講師、本当にありがとうございました。
ここに至るまでお世話になった講師の方々のお陰で今回のミラクルに繋がりました。本当にありがとうございました。
