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自閉症の次男のことがきっかけでミロスを実践。夫婦で向き合いお互いを知っていくと、思わぬ共通点が…。いろんなしがらみから解放されて、家族の悩みや問題が終わり、子供たちにも変化が起こりました。


Yさん 50代 女性【千葉県】

自閉症の次男のために

1年前、自閉症の次男のためにと、知人からミロスを勧められました。しかし、母の代から、ある教えにどっぷりと浸かっており、夫も一緒に活動していたので、あまり乗り気ではありませんでした。

しかし、夫が池田講師のミロスセミナーに出て感銘を受け、
「次男のためにも、一度だけでいいからセミナーに出てくれ」
と頼んできたのです。

『そこまで夫が言うのだから、行くしかない。拒否したら離婚かも!』

夫も私も、自分で自分を責めていた

私は思いつめてセミナーに出ましたが、私の生き方を否定され、責められている…という思いで一杯でした。

私は池田講師に「夫に責められて、ここに来ました」と言うと、
「あなたを責めているのは、ご主人ではなく、あなた自身よ」
と言われて、ハッとしたのです。

家に帰り、夫に
「これまで妻失格、母親失格と、あなたに責められていると思ってきたけれど、
自分で自分を責めていたことに気付いた」
と話したところ、

夫も
「自分も稼ぎが足りない、夫失格と、責められていると思っていた」
と話してくれ、
「お互いに自分を責めて苦しんでいたのね!」 と、笑い話になりました。

数十年学んできたのに…幸せになれなかった

私は小学生の頃から父や先生に反抗的で、母は、『この子は将来、過激派になってテロでも起こすのではないか』 と心配され、ある教えに入りました。

私も ‟父親を尊敬できない娘は、結婚しても幸せになれない” という教えを聞いて、
『これは大変だ。父は妹ばかり可愛がるから大嫌いだけど、幸せになるために何とかして尊敬しなければ』
と思い、以来、数十年、その教えが私から離れませんでした。

でも、すっかりミロスに夢中になった私は、池田講師のLifeコースを受講し、これまでの教えでは少しも幸せになっていないことに気づいたのです。

自分の中の男性性を否定していた!

ミロスを学び、私の中に父と母の両方から受け継いできたものがあり、そのバランスが大切だと聞きました。

今までの私は、自分の中の男性性を全否定していたから苦しく、そのストレスを夫や2人の息子にぶつけてきた…だから、家族も不幸だったのかと気づきました!

行動の変化。一番したいことができるように。

そして、池田講師に、「本当にしたいことをしましょう。あなたの一番したいことは何?」と聞かれた時、「仕事」と叫んでいました。

私が学んできた教えでは、外で働いてお金を稼ぐのは男性の役割だと教えられ、泣く泣く仕事を辞めて家庭に入りましたが、常に、本当の自分ではないという思いがあり、いつも下を向いていました。

ミロスシステムを実践するようになって、自分の興味のあること、得意なことを活かせる仕事を見つけることができました。仕事に行く時もワクワクし、帰る時も家に帰ることが嬉しくて、幸せいっぱいです。

戸惑いながらも、夫婦でコミュニケーション

でも、その一方で、夫は「ミロスがわからない」と事あるごとに口にしていました。

そんな夫にイライラした私は、それならもっと本格的にミロスを学ぼうと、MWMコースに夫婦で申し込んだのです。
全く初心者の私たちは、せっかくの個人カウンセリングでも、何を話せばいいのかわかりませんでした。

しかし、講師から毎回言われたのは、「夫婦でじっくり話し合って下さい」でした。

最初は、夫と今さら何を話せばいいのか戸惑いました。
なぜなら、夫に私の本音をぶつけたら、どんな辛辣な事を言われるかわからない。
立ち直れないだろうから言わないでおこうと我慢してきたからです。

でも、その代わり、子ども達には酷い言葉で私の本音をぶつけ、そばで聞いている夫に、「今に長男に、金属バットで殴られるぞ」と心配されるほどでした。

講師に言われたように、夫婦で話し合い、互いの両親の話をするうちに、意外なことが見えてきました。

両家は同じパターンだった!

私は、父からお小遣いも貰わず、何でも自分でやっているのに、妹は何でも買ってもらってずるいと思っていました。

一方、夫は、親にわがままを言って、留学までさせてもらいました。そして、弟からは「兄さんが好き勝手やるから、僕はわがままを言わない。親の面倒をみる」と、責められていたそうです。

つまり、“私”と“夫の弟”が同じ立場で、“夫“と“私の妹“が同じ立場だと思った時、夫の家と私の家は同じパターンだと気づいたのです。

そのことがきっかけで、それぞれの兄弟や、親、互いに対する本音も出し合うようになりました。「それは結局、自分が自分に言っている事だったのね!」というオチで、最後は笑い話で終わる…。そんなことを繰り返すうちに、夕食後、夫と1本の缶チューハイを分け合って語り合う時間が、とても楽しみになりました。

罪悪感からの解放。父の気持ちを感じて

先日、大学生の長男が、
「アメフト部を辞めたいけれど、これまで親に沢山お金を出してもらったから、申し訳なくて迷っている」
と話してくれました。

その時、私も父が大学まで出してくれたのに、結局仕事を辞めたことを、ずっと申し訳なく思っていたことを思い出しました。

そして息子に「親は、子どもが好きなことをするのが一番嬉しいから、何でもやりたい事をするといいよ。私も、今好きな仕事をして、本当に幸せよ」と話せたのです。

その時、亡き父も同じ気持ちで、今の私を喜んでいるかもしれないと思いました。

夫に長男のことを話したところ、
「自分も、親にお金を出してもらったから、ずっと申し訳なく思い、何とか成功して喜んでもらいたいと焦っていた」
と話してくれ、その時初めて、『夫も私と同じだったのだ』と感じたのです。

私は、親に甘えたかったけど、口に出せなくて心で思っていた。夫は、口に出して甘えられた。どちらも、甘えている事は同じでした。

そして、私達が先祖から引き継がれた傷を、子供にも与えていることもわかり、私達の代で終わらせなければいけないと思いました。

自閉症の次男にも変化が

こんなふうに夫婦でコミュニケーションをとり、いろんなしがらみが剥がれていくうちに、長男も、次男も変わっていきました。

長男には「自分の好きなことをすれば大丈夫」と安心できるようになりました。

自閉症の次男は、超マイペースで、好きなことだけをする生き方の、お手本を見せてくれています。

実は特別支援学校に通う次男は、「行動を改めないと就職は難しい」と言われて、卒業後どうなるのかと心配でした。しかし、息子に見ているもの、感じるものから、私の無意識の行動やジャッジ(思考の葛藤)を知っていくことで、不安がなくなりました。

すると担任から「最近、息子さんは生まれ変わったように自覚を持って行動している」と言われ、内定通知を頂くことができました。

心穏やかに過ごせる

子供たちが、自分で決めた人生のために私たち夫婦を親に選んできてくれた。私と夫もすべて自分で人生をプログラムして生まれてきたのだと思うと、何も心配することはないと思えます。

こうやって生きられる日々を心穏やかに過ごしています。

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