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世間には “躾け”といいながらも暴力的になってしまうケースもあります。しかし、まさか幼少期の親子関係から“無価値”な自分をつくり出していたなんて・・・。幸せになれない原因-“自己嫌悪”-のカラクリを見破った体験です。


 Fさん 40代 女性【群馬県】

見ないようにしていた記憶が思いだされて…

私はミロスに出合い、自分を縛り付けていた“罪悪感”から解放され、一度は諦めた音楽を再開し、新しい自分に出会うことができました。しかし、心のどこかで、ミロスを知っていながら結婚していないのは、まだ私の内面は結婚(内側の融合)していないからなのだろう。今までたくさん自分を見てきたけれど、一体なにを観たらいいのだろうかと途方にくれていました。

というわけで、私には結婚という体験が無いと思っていましたが、お正月にミロスアカデミー講師のYouTube番組を見ながらゆっくりしていると、押し込めていた記憶がふと出てきたのです。

約10年前、近所へ結婚の挨拶回りも終わり、入籍直前に、いつも明るくひょうひょうとしていたパートナーが自殺しました。結婚という期に、一番見てはいけない自分の姿を彼が見せてくれていた事がわかりました。

その後の恋愛も結婚には至らず、無意識に遠距離が続いたのは、婚約者の自殺を受け入れられず、どこかで男と女は近づいてはいけないと思っていたのでしょう。

当時の私がどれだけ危ない状態だったのか、初めて知れました。プラス思考で何も感じなくして精神のバランスを取るしかなくて、でも、その傾きを最愛の人が教えてくれていたいう愛のストーリーが見えてきました。

彼の死に関しては沢山受け取ってきたつもりでしたが、色々な事があり罪悪に押しつぶされた結果ですが、なぜ死ぬ必要があったのか?どうして私の宇宙にそこまでの現象を作り出してしまったのか、まだ解っていませんでした。

自分の人生を感じて見ると…

私の人生をもう少し感じてみると、全てのシーンに共通して、つきまとっているものがあったのです。

それが“自己嫌悪”でした。
彼が亡くなって自己嫌悪。
病気になって自己嫌悪。
なにかのミスをして自己嫌悪。
一歩踏み出せば自己嫌悪。

自己嫌悪が歩いている状態でした。
自己嫌悪って、自分の事を嫌って悪としている。
つまり…“自分の事を愛せない”という事。
これでは誰からの愛も受け取れないし、愛のない世界を体験するはずです。
自分が自分に対して、本当に酷かったことが観えてくるのでした。

父との関係性に隠されていたもの

でも、何故そんなに自分の事を愛せなかったのかを知りたいと思ったら、同時に答えがきました。
幼いころ、父に何度も叩かれた時のシーンでした。
自分が自分に何を思い込んだのか?
子どもだったからそれを言語化できなかったけれど、大人になってミロスを手にした今だからわかりました。

それは「ぼろ雑巾のような私」
つまり、“無価値な自分”という言葉に集約できると思いました。

父に叩かれている最中に
「何の人権も尊重されない。心も、感情も、無いものとして扱われ、放置され捨てられた」と感じた私の思い込みでした。でも、躾けのために、いい子に育ってほしくて親がした行為なので、そこまで問題視していなかったのです。
ですから、自分が自分に対して何をしてきたかというと・・・

「自分のことなんか尊重しなくていい。自分の心も、感情も、身体の痛みも、大事じゃない。私なんか死んでもいい、どうでもいい存在!」というものを、自分に与え続け、見事にそのままの人生だったのです。

これが自分に愛のないものを与える根源になっていたと知ることができて、自分で刺した毒針を自分で抜いた感覚がして楽になりました。
その夜は、薬を飲まなくてもぐっすり眠れました。

心の葛藤:認めてもらいたかった

これまで私はそのコンプレックスを隠して、外側の“スピリチュアル”に愛を求め、認められたいと頑張り、男も外側の異性に愛を求め、仕事でも認められたいと頑張った。
でもギラギラ頑張るほど目の前には、愛されない、愛がない、自分なんて死んでもいい存在!だと、心の葛藤は大きくなり、それが反転して事象となって目の前に現れた。

それが彼を自殺にまで行かせてしまったカラクリでした。

全ての関係性において、同じ傷を隠し、死ぬほど愛してもらいたかったし、死ぬほど認めてもらいたかった私の内なる男と女です。ミロスシステムの設計図によって観れたことが有難かったです。

目の前に、愛してもらいたい、認めてもらいたいと近づいてくる人がいると、愛せなかったのです。
自分がされて嫌だった「愛さない」ことを今度は自分が与えてしまう立場になる。
このジレンマも解体され、“葛藤”が消えました。

自分だけを愛して欲しいという相手に感じた違和感は、私の隠した叫びであり、そこには自分をどうでもよい存在だと信じ込んでいた。同じ傷があったのを感じ、相手だと思っていた人が消え、自分だと思っていた私も消えました。

とことん私を教えてくれていた結婚。一番恐怖かった結婚。

ミロスなしでは絶対にわからなかったですし、超えることは出来なかったです。

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