話すことで自分の心の声を受け取り、未知なる自分、あるがままの自分に出合っていくという新感覚のヒアリング「ミロスヒアリング」。父母に感じることを話し、未知なる自分を知っていった彼女にどのような変化が起きたのでしょうか。
森下 智子さん 40代 女性【福岡県】
自分を知ろう！！
父のこと、母のことを話し、その自分の声から自分を知ってみようと思い、ミロスヒアリングを受講しました。
1回目は、父のこと。
2回目は、母のこと。
しっかりとヒアリング講師に聴いてもらいました。
ちょうどその頃、私は身体が重く、何も感じることができず、表現する気力もなく、
ただ仕事と家事をこなしているような状態が2か月ほど続いていました。
それまでずっと仕事や色んなことに意欲的になれていたのですが、忙しさがひと段落した途端に、劣等感や疎外感、無力感、不安感を感じるようになり、ウツのような状態になっていました。
ヒアリングで、父と母について感じるままを話していくと、
それが父母への非難であれ、賞賛であれ、今の自分のことを語っていることを体感しました。
欠乏感：自分にあると分った
最初、私は、父のことも、母のことも、どこか欠けていて、人生を楽しめず、生まれた目的を達成できなかった可哀想な人たちだと思いながら話していました。
ところが、しばらく話しているうちに、今まで見えなかった父親像や、母が自分の人生を肯定していると思われる話も出てきて、2人とも良い人生だったのではないかと思えてきたのです。
父母のことを「欠けている」と思っていましたが、その私は、いつも「やるべきこと、やり残したことがある」と、急きたてられていました。
このヒアリングで、「人間としてやり残したことがある」と欠乏感を持っていたのは自分だと見破ることができ、私はとても落ち着いた気持ちで、純粋にミロスのシステムを知りたいと思うようになったのです。
もともと安心感のあった方にはわかりにくいかもしれませんが、常に不安・不信・否定を感じて生きてきた私にとって、この安心感は、どうやっても得られなかったものであり、感動と感謝が溢れてきました。
ミロスヒアリングの空間は、良いも悪いもないノージャッジの空間です。優しく包み込んでくれる愛の空間だといつも感じています。
ありがとうございます。
