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まさか母子癒着が人間関係の歪みになるなんて!

□ 竹原 恵子さん 40代 女性 【京都府】 

夫のギャンブル依存、借金問題、対人関係にも悩まされてきた彼女。「なぜそうなってしまったのか?」仕組みを理解すると、瞬く間に問題が終わり、家族に笑顔がよみがえりました。彼女が見つけた本当の原因とは何か?同じ悩みを持つ方にとって大きなヒントになる体験です。


『まさか母子癒着が人間関係の歪みになるなんて!』

幼少期、父が母に暴言を吐き、泣いている母を見て、いつも思っていた事がありました。
「お母さんは、本当は家を出ていきたいんじゃないのかな?」
「これ以上、悲しい事があると本当に出ていってしまう・・・」
「それだけは絶対嫌だ!私が、父から母を守る!」

そう心に決めた私は、それ以来、甘えたい気持ちを我慢し、これ以上母を困らせないように、自分の言葉を飲み込むのが癖になりました。

そして、母が嬉しそうか、そうじゃないかだけを気にしているうちに、だんだんと自分の気持ちも解らなくなってしまったのです。
子供の頃、お母さん、お父さんをどう見たか?何を感じたか?その捉え方(思考)が、
コミュニケーションギャップを引き起こし、すべての人間関係に影響を及ぼしていきます。
でも、当時の私にはそんな事を知る由もなく、学生の時も、成人になってからも、結婚してからも、うまくいかない人生に悩んでいました。
ミロスに出合い、システムを学び、なぜ今まで様々な人間関係でトラブルを起こしたり、
突然、破局したのかが紐解けたのです。

私は、ずっと心の中で「たった一人でいいから、どんな私も認めて欲しい!」と思っていました。
そんな友人関係に憧れ、親友と呼べる相手とは、どんなことでもわかり合いたいと思っていました。

そして、自分の気持ちを抑圧して表現できない “陰のような自分”とは真逆の、誰からも好かれる“陽のような人”に憧れ、そいう友人と「親密」になれることが幸福でした。
だけど、親しくなったら距離感がつかめず過度に相手に癒着し、親友が他の友達と親しくしようものならものすごい“嫉妬”がわき、まるで恋焦がれる恋人が、自分だけを見てくれない、そんな“恋愛感情”にも似た感情に支配されてきました。

親友は私に応えようとしてくれましたが、私の想いはどんどんエスカレートしていき、親しくなればなるほど、どんな私でも受け入れてもらえるかどうか…ある意味賭けに出ては、関係が壊れてしまうという繰り返しでした。

「これだけあなたのことを解ってるから、私のことも理解して」
という私の気持ちは親友には理解してもらえませんでした。

今、社会現象になっているストーカー行為というような、ねじ曲がった自分勝手な愛情表現も同質のものだと思います。
どうしてそんなに「親密」を求めたのか?
それは、母との関係性にありました。

父が母に暴言を吐いていた一番の原因は、親戚間トラブルで、母を祖母に会いに行かせなかったことでした。
母は自分の母親に会えない辛さから、よく泣いていました。そんな中、母と二人で父には内緒でこっそり祖母に会いに行くことがありました。

その時の母はとても嬉しそうで、そんな母を見るのがすごく幸せでした。

母との親密な時間は、私にとってはかけがえのないものとなり、友人にも、ねじまがった形で親密さを求めたのです。また、友人関係のみならず、様々な人間関係でコミュニケーションギャップを引き起こしていきました。

究極はやはりパートナーとの関係性です。

振り返ってみると、私は、豪華なプレゼントをしてくれる羽振りのいい彼に愛されてると感じ、家柄もよくてお金には困らないだろうという打算も少しあり、結婚しました。

ですが、私が妊娠中にもギャンブルで借金を作り、結婚前から一生懸命貯め続けたお金で返済したことがどうしても許せずにいました。パチンコの借金を結婚のタイミングで終わらせたはずなのに、繰り返していたのです。

私は全て夫のせいだと被害者の印籠を振りかざしました。

銀行で働いている夫は、仕事が終わるとパチンコ店へ直行。休みの日はオープン前から並んでいました。
本気で「この1枚(1000円)で当てれば、借金をチャラにできる」と思っていました。ギャンブル依存の人の自尊心は低いと聞きますが、彼も無価値感の塊でした。
しかし、フィーバーした時には「自分こそ選ばれし者」「特別な者」だと思えたそうです。
ギャンブル依存になった彼の無価値感もミロスで紐解けました。

彼は代々続く旧家の長男として生まれ、期待され大切に育てられたものの、妹たちとまったく違う扱いが窮屈でたまりませんでした。
そして、「中学受験してみろ!」という父の一声で受験し、当時はまだ珍しい中高一貫校の私立高校に合格したのが運の尽き。少年野球が大好きな田舎少年は、自分が求めて入った学校でもなく、馴染めず、何がしたいのかわからないまま自分の無価値感を常に感じていました。

家を恨み高校卒業と同時に家を出て、学生時代からパチンコの借金を繰り返しては実家に金銭の世話になっていました。
そして、私も、夫と同じく無価値感を抱えていたのです。

私は夫とは真逆で、お金を貯めていましたが、それは、嫌いな父を見返したいという気持ちからでした。学生時代からアルバイトをいくつも掛け持ちして、「何かあった時のために」とお金を貯めていましたが、それは欠乏感を埋めるためでした。

なぜなら、父から「男の子が生まれると思っていた」「命名を男の名前で考えていたから、女だと知って慌てた」と聞かされていたからです。
母の名前から二文字もらったのですが、安易につけた名前だと思い、私は愛されてないんだと勝手に思い込んでいたのです。
私たち夫婦は、性格も生き方も真逆に見えますが、同じ“無価値感”という傷で引き合っていました。

出会った時は、職場の頼れる先輩と後輩の関係。職場で何かトラブルが起こった時に一番に報告できる、頼れて、甘えられて、依存できる素敵な先輩でしたが、結婚し、夫と共依存の関係になり、「何かあった時のために」と貯めたお金は、全額ギャンブルの借金返済で使ってしまいました。

幼い頃、父から母を守らなければ…と自立した私が、心の奥底に隠した‟依存心”(甘えたかった、頼りたかった)を、目の前の夫がギャンブル依存という形で映し見せてくれていたのです。

ミロスで全容を知り、自分の思考パターンを笑え、被害者という印篭を手放せた時、父の愛がぶわ~と私の中によみがえりました。

子供の頃にすべりこんだ父の膝のぬくもり。お風呂上りに耳を拭いてくれたごつごつした手の感覚。まちがいなくずっと大切に愛されてました。
また、弱いと思い込んでいた母が、たった一人で私を守ってくれた場面も思い出され、
気がつくと、ねじ曲がったストーカー的な歪んだ親友関係も求めなくなっていました。

そして、何度も繰り返していた夫のパチンコ依存症も完全に終わりました。
「もう、お金を積まれても、あんな空気の悪いところには行かない」
と、夫は言っています。

ミロスで自分を解体し、自分自身とコミュニケーションがとれるようになると
借金も、ローンも瞬く間に完済し、お金との関係性も変わってしまいました。

今、私はミロスアカデミーの講師として、自分の体験を活かし、各地でシステムをお伝えしています。
そして、かつての私のような人たちが、目の前で見事に問題を超え、”変容していく姿”に歓喜する毎日を送っています。

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