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母と娘

辛かった介護が、“楽な介護”に変わった!~イライラ・怒りがなくなる~

「母の介護で、イライラや怒りがおさまらない!」ヒステリーになり母を怒鳴りつけてしまうことも…。しかし、怒りにも原因があります!それがわかった時、辛かった介護が“楽な介護”に変わった体験です。


山田 裕美恵さん 40代 女性【北海道】

介護が辛い

昨年父を亡くし、母と二人の生活となりました。認知症で数分前のことを忘れたり、気弱になった母と向かい合うことになりました。その上、私は今年になってから仕事をしていない分、特にイライラがひどく些細なことでもヒステリーのように母を怒鳴るようになってしまっていました。

父が生前、私と同じように母を怒鳴っていて、母を守らなきゃと思っていたのに、その私が父と全く同じ口調、同じ言葉で「バカ!死ね!」と叫ぶようになり、それを止めたくても止められず、だんだん恐怖を感じるようになりました。

脳裏では“なぜ、こんなに怒っているんだろう?”と思っても、罵声は止まらず繰り返していました。

友人にも聞いてもらい、その時は楽になるのですが、どんどん気力も無くなり、動けないと感じることも増え「年齢・女性特有のホルモンのせいかも?」とサプリメントや漢方を飲んでみましたが何も変わらず、母の症状より私自身の怒りやイライラ感が嫌で「この怒りの原因を知りたい!」と柳沢かおり講師のLifeコースを受講しました。

母の愛情表現だった

Lifeコースの最初で知ったのは、母がやっている私をイライラさせる行為は、まさかの“愛情表現”からということでした。

たとえば私が買い物に出て、日が暮れて暗くなると玄関に電気を付けて、玄関を開けっぱなしにするのです。「防犯上、怖いからやめて!」と言ってもやめず、毎回、腹を立てていましたが、それも、母が私を心配してやっていた愛情からの行為だったことがわかりました。その後、同じことがあっても腹が立たなくなり、いつのまにかその現象もなくなりました。

ですが、なかなか日々の生活で、母に対する異常なまでの怒りが、全て消えるまでには至りませんでした。その後、あることを思い出しました。

親を失う恐怖

私には6才上の兄、8才上の姉がいましたが5ヶ月で亡くなりました。小学生の時、両親が友達の親の年齢よりかなり上だと知り、その頃から父の兄弟、母の兄弟の長男(おじさん)、長女(おばさん)が亡くなったことで「両親も友達の親より年寄りだから、早く亡くなってしまうの!?」と不安に思うようになりました。

大好きなお父さんとお母さんが、年老いている分、私をおいて早くに亡くなってしまう!

幼い頃に抱いた「親を失う恐怖」が、どれほどのものであったのか?ということを今回知ることになりました。

言われてみれば、中学生の時、両親に「野菜を食べて運動して欲しい」と訴えたり、大人になってからはサプリメントや運動器具をプレゼントして、長生きしてくれることを心から望んでいました。そういえば私の人生は、そのことしか考えてきませんでした。ですが私の思いは両親には受け入れてもらえず「私が何を言っても無駄なんだ」と諦め、亡くなる・失うという恐怖を封印してきたのです。

間違った思い込み:優しくしない方が元気でいてくれる?!

またなぜか
「両親に優しくする・面倒を見る=年寄りと認める事」「認めると老化してしまう=亡くなってしまう」と感じ、
「認めない=面倒をみないどころか世話になり依存する」そうすることで元気でいてくれると信じていました。

そして、恐れていた日が来ました。母が年老いて、できないことが増えてきて、手を出さずにはいられなくなり、私がいることで母の症状が進むのではないかと感じ、失う恐怖から母を助けたいのに助けたくないと葛藤ばかりしていました。

父に対しても同じでした。慢性骨髄性白血病になり、入院してもお見舞いに行かないくらいの方が元気になるのでは?と思って、病院にはなかなか出向くことが出来ませんでした。

今思えば、父が死に向かっていく姿が怖くて絶対に認めたくなかったんだと思います。可哀想なことをしてしまいました。結局、その後、父とちゃんと向き合うこともなく、父は亡くなってしまいました。父が亡き後は、その前から認知症が出ていた母を見ないわけにはいかなくなり、今に至ります。

悲しい気持ちをわかって欲しかった

Lifeコースのクラスメイトから「自分の気持ちをわかって!と思うばかりで相手の気持ちを知ろうとしていなかった…」という発言を聞いて、私もそうだ!と気づきました。

母の老化現象を見る私の悲しい気持ちを解って欲しくて、「生きようとして!」とばかり思い、母の気持ちを解ってあげようとしていなかったのです。

母が「死にたい、頑張れない、疲れた」と言うたびに、怒りが湧いていましたが、それにOKを出すと母がいなくなると思い、母の現状を受け入れるのが本当に嫌でした。

父も死ぬなんて思ってもいなかったし絶対嫌でした。

死を嫌っていた本当の理由

Lifeコースで、講師に
「“死が嫌だ!”という片側の思考だけで、恐怖を抱えたままでいるから、お母さんやお父さんが老いていくことの恐怖が終わらないんでしょ?死が悪いわけじゃないよ」と言われた時 、私は「まだ死にたくない!」と言う思いが、瞬間的に強く出てきて驚きました。

そしてそれは何故なのか?と考えてみた時に「私は、パートナーにまだ会っていないし、結婚もしてない!親を愛することもしていなければ、誰かを愛することもしていない。平和な世界も見ていないのに死にたくない!」だったのです。

力が抜けました…。

介護のイライラや怒りがなくなる

その後、あれほどまでにあった【異様なイライラや怒り】は無くなり、本当にラクになりました!今思うと、どんなに怒鳴ってひどいケンカになっても1時間もたてば、母はケンカを忘れて普通に話しができていたので、罪悪感が半減していました。認知症を嫌ってばかりいましたが都合の良い点もあったのです(笑)

サプリメントをたくさん飲むこともなくなりました。そして何よりも、いま、「認知症で老いていく母を自分として理解しよう」と出来るようになりました。母が嫌がることは、私の都合上困ることだらけでイライラしていましたが、気持ちが解るとイライラも消え、母もちゃんと嫌がらずにことを進めてくれます。

そんな母を愛おしく思えるようになりました。

親を失う恐怖から愛せないまま苦しんで生きてきましたが、それも母への強い愛であったと知りました。いま、生まれて初めて親を愛せています!

母の介護のイライラ、怒りから解放されました。感謝です。

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