仕事が続かず、転職とニートを繰り返してきた彼女が、「なぜそうなるのか?」その仕組みを理解し、今までの生き方にピリオドを打ちました!ニートや引きこもりという社会問題解決の糸口になる体験です。
比嘉 ゆみえさん 30代 女性【沖縄県】
私がミロスシステムに出合ったのは約2年前。当時の自分と比べると、随分、変わりました。ミロスを紹介してくれた知人への感謝と、私の体験が誰かのためになればという思いから、表現します。
50回の転職を繰り返す
現在、私は水商売の仕事をしています。これまでに仕事をいくつも変えてきました。何をしたらいいのかわからず、会社を辞めると 1、2か月(時にはそれ以上)は引きこもる。そして、働き始めては、また辞めて、引きこもる…その繰り返しでした。
思い返せば、16歳で両親が離婚、17歳の頃からアルバイトを始め、いろいろと頑張ってきましたが、仕事が続きませんでした。たぶん50回は転職していると思います。自分としては辛いことだったので、数えることもしなくなっていましたが、こうしてハッキリと言えるようになったことが、ある意味、奇跡かもしれません。
24歳の時、最も辛い引きこもりが半年ほど続き、家族とも、友人とも話すことがありませんでした。「このままいつ死んでもいい…」というくらい酷い状態でしたが、自殺する勇気もなく、何かが起きるのを待っていました。
仕事を辞めてしまう心理
私の仕事を辞める原因のほとんどが人間関係でした。仕事で責任を持たされ、少しでも重圧を感じるようになると、嫌で嫌でたまらなくなり、最後は逃げるように辞めていました。
今思えば、私は責任あるポジションを任せてもらえていたのかもしれません。認められていたのかも知れません。でも、私が自分のことを認めることができないから、辞めてしまうという“パターン”が続いていたのです。
“自信がない・コミュニケーションが上手く取れない”
私は自分に自信がありませんでした。自己否定の極みという感じで、自分の存在価値がとても低いのです。アイディアが湧き、「やりたい」と思っても、“やれる”とは思えない。自分が生み出すものも、自分そのものも無価値だと無意識に思っていたからです。
しかし、ミロスシステムを学んだことで、その“自信のなさ”が、どうしても自分を引き止めてしまったこと、自分自身とコミュニケーションがとれないから人とのコミュニケーションも上手くとれなかったこと、そして、仕事を何度も辞めてきたことが、更に自己否定に拍車をかけていたのがわかりました。
こうして「なぜそうなってしまうのか?」がわかるまで、今の水商売の仕事から一般的な昼間の仕事に就くことも、私の職歴では無理だろうと思い続けてきました。
家族とリラックスして話せるようになった
24歳の時の引きこもりがきっかけで、4年間もまともに顔を合わせず、会話もない時間を過ごしました。
振り返れば、いろんなことがありましたが、今では、離れて暮らす父とデートをしたり、電話をしたりするようになりました。母とは、最近、2、3時間くらい話せて、お互いに聞きたいことが聴けて、初めて母と深く話すことができました。
以前は、会話をすると、喧嘩になることが多いため、ビクビクしながらの会話でしたが、今はリラックスして話せています。こんなことは人生で初めてです!
そして、両親から昔話を聴かせてもらうなかで、その話が、私の認識している過去とはまるで真逆であることに気づくのです。私は、『両親は私のことを見てくれなかった』と思っていましたが、すごく見てくれていたし、愛されていました。
ニートを卒業します
これまで、一生懸命に働いても続けられず、ニートになり、しばらくして、また働き出し、またニートに…の人生でした。まるで、生きる屍のようでした。
今、それを「卒業しました!」と宣言します!
だって、“本当の自分”を知ることができるミロスシステムに出合えことで、自分で自分を無価値な人間におとしめていたメカニズムやパターンを知ることができました。こうして自分の人生を振り返り表現したことで、「なぜそれほどまで仕事を変えてきたのか?」その本当の原因が理解できました。
転職でつまづいている方へ
世間では、鬱になったり、何度も転職でつまづいたり、働くことができないニートの方もたくさんいると思います。私のように頑張っても、頑張っても上手くいかない人も、自分のパターンやメカニズムさえわかれば、人間関係にも苦しまず、自分も相手も大切にして働いていけると思います。
これからも、もっと、もっと深めていきます。ありがとうございました。