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帰国子女で恵まれた家庭に生まれても、幸せを感じられず、外側に楽園を求めていた彼女。嫌いな母を反面教師に自立に傾き「男性はいらない!」と言っていました。起業した会社もうまくいかなくなり…そんな彼女の人生が大きく変わったのです。何が起こったのでしょうか?


鈴木 真紀さん 50代 女性【東京都】

うまくいかない経営

私は「パラオ」という国の総代理店契約を結ぶリゾートホテルを宣伝・販売する旅行会社を立ち上げました。最初は好調な滑り出しでしたが、この2年 水不足による風評被害や直行便の廃止などネガティブな条件が重なり、業績は下がるばかり。正に手出しができないお手上げ状態となりました。

「いよいよ、今まで見ないように逃げていたけれど、もうしっかり見るしかない!」それは母への抵抗感でした。

母を反面教師として

母は自分の趣味のためには、お金を使うけれど、私の塾や習い事は後回し。なのに妹は塾に通わせていました。趣味でお菓子を教える専業主婦で、働くことから逃げていました。なのに自分の意見は主張し、思い通りに物事が進まないとヒステリーを起こす…。

そんな母を反面教師として、私は自立に傾き甘えることをせず、ものわかりの良いできる人になろうとしました。常に母の顔色を見ていました。指示されなくても先に動くことを求められる緊張感のある家庭。窮屈な毎日から私を救ってくれるはずの父は、陰では慰めてくれますが、表立って庇ってくれません。私を守ってくれる人は誰もいないと思い込み、憎むことで精神を保っていました。

父は大学教授で、私は小さいけれど新興住宅街の一軒家に暮らし、子どもの頃は家族でドイツに暮らした帰国子女です。外から見れば何の問題があるのだろうという程、絵にかいたような家庭で育ちました。決して本音は言わず、父も母も大好きだったはずが、心の中はいつもグレていました。

引きこもりの息子

そんな家庭から、逃げるように結婚したものの、8年の別居を経て22年後離婚。実家には頼るつもりは毛頭なく、社長となり、二人の子どもを大学まで出しました。そこまでは自分の力で何とかやってこれたのですが、どうにもできないことがありました。

それは体調を壊し、引きこもっている息子のことです。その息子の姿からわかったことがありました。
羨ましがられるような家庭に生まれながら、私は幸せではなかった。幸せがあることは知りながらも、外側に楽園(パラオ)を創ることしかできませんでした。上っ面を整えようと頑張っても悪くなるばかりで引きこもってる、その瀕死の状態こそが、私の内側。息子と一致したのです。

大口の資金提供が決まる

そこから、大きく見る世界に変化が起きていました。

専業主婦で何も出来ないのに、父にただ甘えて愛されていた母。母のように生きたくないと拒絶して自立に傾いていたけれど、本当は一番羨ましくて、私がやりたいことでした。そして、父が亡くなった後で、「パパはいつも褒めていたよ」と妹から聞き、父から愛されていたことがわかり、父母への憎しみが一気に緩んでいきました。

すると、そのタイミングでホテルのオーナーから、大口の資金提供が投資家よりあったと連絡が入りました。

私自身パラオ人に対して抱いていた「計画性がなくてお金にルーズ。投資を促す説得力がない!」などのイメージも思い込みだったとわかりました。すると、日本国内を営業で巡ったプレゼンテーションでは、『パラオは飾らないそのままの国、何もないからこその楽園』『ショッピングセンターも、ゴルフ場もない、悠久な大自然の国。そのため部屋でゆっくり過ごすことができ、本物の家族団らんや夫婦の会話も可能にしますよ』とパラオのPRができました。

私がパラオに関わる仕事をしているのは、特に希望したものでもありませんでした。しかし、内側を整えて本来の自分に戻っていくことにより、外側に楽園がつくられていくことがわかったのです。それがパラオと一致しました。

パートナーに会いたい!

父母への憎しみが確実に緩んだころに参加したLifeコースで、パートナーの話を嬉しそうに話す方々にはじめは抵抗感がありましたが、なぜか、「私もパートナーに会いたい!」と柄にもなく表現していました。するとパートナーが現れたのです!

彼とは学生時代、旅行仲間として知り合い、お互いそれぞれ旅行会社に勤めました。でも彼は1つの会社に収まるようなタイプではなく、早く結婚して家から出ることを考えていた私は会社の先輩と結婚しました。2度目に会ったときは、旅行会社を起業し社長になっていました。彼が選んだ女性は「威張っていて、何もできないのに愛される女性」。彼女への嫉妬で、記憶を消していた程でした。

ミロスシステムを学び、この事実をしっかり見るとわかったことがありました。それは、
理不尽な母(女)を見捨てない父に失恋する私のパターン。それを彼と彼女に見ていただけだったのです。

彼との関係は、以前とは全く違っています。以前は一緒にいても片思いのような寂しさがありましたが、今はそれを感じません。止まっていた時間が動き出し、仕事も私生活も変わってしまいました。彼は持ち前のアイディアと人脈で早速パラオへお金と人を送り込み、エネルギッシュに多大なサポートを開始してくれています。

自分を顧みずズタボロになり、自己犠牲を良しとして、家族の面倒を見てきた彼の姿は、理想の自分になることで自分自身を振り回し、犠牲にしてきた私の姿そのものだとわかります。
好き嫌いを超え、どうやっても離れられないのがDNAの記憶。30年以上、回り道をしたけれど離れなければわからなかったのだと思います。

日本唯一の専門会社へ

東京都に提出していた経営革新計画がこの春、承認され、都からのサポートを受けられることになりました。これを機にホテルの営業所という枠を脱し、日本唯一の『パラオ専門旅行会社』へ転換することになります。

コンサルタント、HP作成会社など自分ができないこと、思いつかないことを実現してくれています。縁が人とお金を運んでくれました。『パラオ楽園計画』を楽しんでドンドン動いてくれています。

ミロスシステムを学び、エゴや思い込みを手放せたことであらゆるサポートが入り、共同創造が始まりました。日々淡々と自分を知る作業をし、体験と感動を伝えていきます。

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